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夜が来た。 星空はさっきよりも暗い。 焚き火の明かりだけが、私と青年を照らしていた。
銀髪の青年
きら.
銀髪の青年
銀髪の青年
そう言われて、少しだけ目を閉じた瞬間ー
耳をつんざくような叫び声。 次の瞬間、廃棄の外が黒いもやで覆われた。
銀髪の青年
青年が剣を抜く。 その瞬間、焚き火の炎が消え、辺りが闇に飲まれた。
銀髪の青年
青年が叫ぶ声が唯一の目印。 私の足元を、黒い影が這い寄る。
きら.
刹那、銀の光が闇を裂いた。 青年の剣が影を引き裂き、もやが一瞬だけ晴れる。
銀髪の青年
私は言われるがまま青年と一緒に暗い森を駆け抜けた。