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陰キャのあの子に#3

第1話 - 陰キャのあの子に#3

2019年04月27日

#恋愛

#学園

#すれ違い

#陰キャ

#先輩後輩

You

愛来

あの二人、結ばれたんだ。

愛来

よかったね。華湖ちゃん。

颯太

かえろっか！

華湖

う、うん！！

颯太

〜〜

颯太

あっ、

愛来

あっ、

サッ

颯太

あ、愛来っ！

ガシッ

愛来

っ！な、なに…？

華湖

どーしたの？？

颯太

い、いや、

サッ(手を離す)

愛来

っ…！

サッ！

颯太

っ！

ポタッ

颯太

？？な、なんだ…？

颯太

す、水滴？

華湖

どうかした？

颯太

いや、別に、

華湖

そっか、いこっか！

颯太

おう！

ポタッ

愛来

な、なんで、涙が、

愛来

颯太が幸せなら、それでいい、

愛来

颯太の幸せが1番。なんだよ。

海斗

なんだよ

海斗

それ、お前の人生全部アイツのため？笑

愛来

だ、誰？

愛来

か、海斗くんっ？！

海斗

な、なんだよ、そんなに驚くこと？

愛来

だ、だって、

海斗

そんなにアイツのことすきなの？

海斗

てかどこがいいの？笑

愛来

え、運動神経抜群だし頭いいし、イケメンだしカッコイイし、それに、

海斗

あー、もう、もういいからっ

愛来

自分が言ったくせに(ﾎﾞｿｯ)

海斗

あ？

愛来

ス、すみません、

愛来

あ、そうだ〜！！

愛来

海斗くんって好きなことかいんの？

海斗

なんでだよ

愛来

え、クールだから

愛来

あ、そう言えば、颯太ってツンデレなんだよ？

ドンッ

愛来

え、？

海斗

俺のいる場所でアイツの話すんな、

海斗

俺の、好きなやつ、

海斗

お前だから

ﾁｭ

愛来

ん、や、やめてっ！！

海斗

アイツなんて忘れさしてやるよ

愛来

い、いや、

ﾁｭ

愛来

い、いや、やめてっ！！

ドンッ！

海斗

っ、なんだよ、

サッ

な、なんで、

どうせ、

裏切るんでしょ

からかってるんでしょ、

ポタッ

もう、

誰も信じらんない、

ドンッ

海里

ってぇな！

愛来

っ、ご、ごめんなさい。

海里

あ、なに、泣いてんの笑

愛来

っ、な、泣いてなんか、

涙を拭う

海里

話、

海里

聞いてやろうか、///

顔をあげたら顔が真っ赤になってた

愛来

ふふふふ

海里

な、何笑ってんだよっ！

愛来

だ、だって、顔、赤いんだもん笑ご、ごめんごめん、

海里

も、もういいっ！

ガシッ

愛来

話、聞いてくれんでしょ…？

海里

っ、し、仕方ねぇな

愛来

笑笑ツンデレ、笑

海里

ち、ちげぇよっ！

愛来

ま、聞いてっ！

海里

じゃあ、あのカフェでも行くか

愛来

う、うんっ！

近くのカフェ

店員さん

いらっしゃいませ〜

海里

2人です

店員さん

はい

店員さん

では、こちらでお願いします。

愛来

あ、はい、

海里

これでお願いします

愛来

あ、私は、ミルクコーヒーで

海里

え、ブラック飲めねぇの？笑笑

愛来

っ、の、飲めます〜

愛来

じゃ、じゃあ私も同じのでっ！(本当は無理なのに〜)

店員さん

かしこまりました

海里

で、話は？なんで泣いてたの？

愛来

わ、私、付き合ってた彼がいたの、

愛来

あ、まって、何年生？

海里

あ、俺？高校3年だけど？

愛来

え？一個上…

海里

あー、タメでいいよあ、名前、言ってなかったな、海里っていう

愛来

あ、私愛来…

海里

おうっ！

愛来

どこの高校？

海里

○○高校

愛来

え、いっしょ…？

海里

まじで？お前の元彼ってなんて名前？

愛来

そ、颯太、

海里

あー、あの、有名なカップルか〜

愛来

し、しってるの？？

海里

まぁな、笑

愛来

そーだったんだ、

海里

それで？

愛来

あー、ふ、振られちゃって、陰キャの子を好きになったんだって、

愛来

それで、その2人は付き合ったの、

愛来

クラスも離れたし、いい機会だったのかもね、

愛来

でも、やっぱり諦めがつかなくて、

愛来

それで、告白してるとこ、目撃しちゃって。

愛来

それで、たまたまこっちにきて、あっちゃって、逃げたんだ、

愛来

でも、いっかい、腕を掴まれて、

その後も愛来は全部あったことを話した

その間海里は、ずっと黙って聞いていた

愛来

〜てなわけ。

店員さん

こちらコーヒーお持ちしました〜

海里

そーだったんだ

愛来

う、うん。

愛来がコーヒーを飲む

愛来

んっ、(まずい、ブラックなんだ。いつもミルクだから忘れてた。)

海里

やっぱ不味いんじゃん

愛来

そ、そんなこと、ない、からっ！

海里

じゃあもっと飲んでみたら？

愛来

い、いいよ？

ごくごく

愛来

ま、まずい、

海里

笑笑

海里

すみませーん

店員さん

はい、

海里

ミルクお願いします

店員さん

はい、

愛来

あ、ありがとう、

海里

え？

店員さん

どうぞ、

愛来

ありがとね、

海里

はい？これ、俺のだけど？(　-∀-)ﾆﾔ

愛来

え、い、意地悪、

海里

海斗様、どうかそのミルクコーヒーを私にください。って言ったらいいよ？

愛来

っ、鬼っ！

海里

へぇー要らないんだー

愛来

海斗様、どうかそのミルクコーヒーを私にください。

海里

お願いします

愛来

お願いします

海里

よしいいだろう

愛来

ありがとうございますっ！！！

海里

おうっ！

華湖

あ、あれ、

颯太

え？

華湖

愛来さんと、

華湖

先輩？あの、有名な…

颯太

あ、ホントだね、

颯太

っ、

颯太

俺らには関係なくね？

颯太

もう、あいつも吹っ切れたんだろ

華湖

そ、そう…かな…？

颯太

え？

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