ゆうか
えっ、なに、、これ
ゆうかが見たのは、
周りの人達が全員こちらを見ていた。
まるで、
見てはいけないものを見ているかのように。
ゆうか
な、何なのこいつらっ
早く行かなきゃっ。
何とかして知り合いの家に着いた時、
玄関に
メアリが立っていた
ゆうか
え。
ゆうか
メ、メアリ、
どうして、、?!
メアリ
ワタシ、すてられた。
ナンでステた。
ゆうか
えっ、何言ってんのこいつっ!!
気持ち悪、、。
あんたが着いてくるからだよっ!!
メアリ
全てオマエガワルイ
ゆうか
そっそれはあんたがしつこいからよっ!
メアリ
ワタシ、ずっと人前デ動きたカッタ。だから、オマエの、
その心臓トル。
ゆうか
は、はぁ?
あっ、だからずっと
着いてきてたのっ、、。
メアリ
ヨコセ
ゆうか
はぁっ!?
っざけんな!
メアリ
イタイ
ゆうか
そのまま死んじゃえっ!!
あんたなんかいらないのよっ!!!
メアリ
イラナイノハオマエダ
ヨコセ。
ゆうか
くっ、逃げるしかないっ!!
ゆうか
はっはぁっ、
電車賃足りて良かったぁ。
ゆうか
きゃあァっ!!
い、いゃあっつ!!
な、なんでいんのよっ!!
メアリ
ヨコセ。
ゆうか
くっ来るな!
メアリはいつの間にか、
手に大きな包丁を持っていた。
ゆうか
いっいゃぁ。来ないで、、。
メアリ
ヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセヨコセ!!
ゆうか
いゃあああああああああぁぁぁッッ!!!!
母親
こらーっメアリ!
早く起きなさい!!
メアリ
はぁーい!お母さんおはよう!
今日もいい天気だねぇ。
メアリはゆうかの心臓で
人間となり、今は幸せに
暮らしています。