香穂
あーヤバイ!
学校に忘れ物したー。
学校に忘れ物したー。
香穂
学校開いてるかな?
香穂
ん?
香穂
誰か門を登っているような…
香穂
あー!
光輝
うわー
光輝
イテテテテ
香穂
光輝じゃん!
こんなところで何してるの?
こんなところで何してるの?
光輝
びっくりしたなぁ
光輝
ていうかお前も何してるんだよ!
光輝
こんな時間に
光輝
女一人で歩くもんじゃねぇよ!
光輝とは幼なじみで今でも仲が良くってなんでも言い合える仲でした。
香穂
だって宿題忘れたんだもん
香穂
それを取りにきたの!
光輝
奇遇じゃねぇーか!
俺も宿題を忘れたんだよね!
俺も宿題を忘れたんだよね!
光輝
そしたら門が閉まってて登ってたら
光輝
お前が来て呼ばれてびっくりして落ちた。
香穂
あーそういう事!
ごめんごめん!
ごめんごめん!
香穂
ていうか夜の学校って不気味っていうかなんか怖いよね!
光輝
まぁね
光輝
一緒に行く?
香穂
うん!
香穂
やっぱなんかこわ〜
光輝
大丈夫だよ!
光輝
俺たち以外多分誰もいないから!
香穂
余計にこわいよー
光輝
平気平気
ガタン!
香穂
キャッ
光輝
うわっ
香穂
なっ何!
光輝
なんか落ちた?
光輝
見てこよう
香穂
あっうん…
香穂
光輝
光輝
何もないみたいだな!
香穂
そうだね
光輝
それじゃあ行こっか!
香穂
うん
香穂
忘れ物早く持って帰らないと
光輝
そうだね
香穂
あれ?
香穂
ない!
香穂
ねえ光輝私のやつしらない?
光輝
これのこと?
香穂
あー
香穂
もう返して!
光輝
ヒョイ
香穂
返してってばー
香穂
うわー
ドタン!
香穂
イテテ
光輝
イテテ
香穂
あっ大丈夫?
光輝
うん
香穂
(近)
光輝
本当お前は感情が顔に出やすいタイプだな!
香穂
えっ
香穂
ちょっと
光輝が私に迫ってくる 私の後ろはもう壁で動けない
香穂
ちょっと
光輝の腕が壁についた
光輝
本当お前可愛い!
香穂
なっ何急に
光輝
なんだろうな!
香穂
んっ
ガラガラガラ
香穂
(ドアが開いた)
光輝
(誰かいたか)
警備員
誰かいますかー?
香穂
光輝
ガラガラガラ ドン
光輝
(行ったー)
香穂
(行っちゃったー)
香穂
光輝
香穂
あっもうそろそろ帰らないと!
光輝
まって
香穂
ん?
光輝
お前俺のことどう思ってる?
香穂
どうって?
光輝
いいから!答えろよ!
香穂
んー?
香穂
んーー?
香穂
ンーーー😕
光輝
そんなに考えるかよ!
香穂
だってあまり気にしたことないからすぐに答えられなくて!
光輝
俺はお前のこと大切にしたいって思ってるよ!
光輝
守ってやりたいって思ってる
光輝
いつでもそばにいたいって思ってる
光輝
近くにいたい
香穂
そんな風に思っててくれてありがとう!
光輝
だから
光輝
だからずっとそばにいちゃダメか?
香穂
えっ
光輝
ずっと俺のそばにいて欲しい。
光輝
うまく伝えられないけど!
光輝
俺だけを見て。
光輝
頼りないかもしれないけど
光輝
俺はお前のことが昔から好きだ!
香穂
光輝
ダメっかな?
香穂
全然良いよ!
光輝
えっ
光輝
マジで言ってる?
香穂
うん!
香穂
正直言えば私も気になっていたから
光輝
マジかよ全然気づかなかったなー!
香穂
だろうね!
だって私気づかれないようにしてたから!
だって私気づかれないようにしてたから!
光輝
んだよ〜
香穂
フフフフフ
光輝
ハハハハハ
香穂
まぁよろしくよ!
光輝
あーよろしく