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笹崎雛子
佐野すみれ
笹崎雛子
佐野すみれ
佐野すみれ
佐野すみれ
佐野すみれ
笹崎雛子
佐野すみれ
笹崎雛子
カシャン…
笹崎雛子
佐野すみれ
佐野すみれ
ヒュン…
グシャ…
笹崎雛子
きゃあああああ!!
上から人が降ってきたぞ!!
え?!これって佐野さんじゃあ…
嘘でしょ佐野さん…。
だ、誰か!先生呼んで来て!!
お、俺呼んでくる!!
救急車!!呼んだからね!大丈夫だよ!
やばぁ〜…飛び降りだって〜…
そこ!写真撮るな!
佐野さんってあのクラスの子だよね?
確かに少しやり過ぎだったもんねぇ…
可哀想…
上にいるのって笹崎じゃね??
嘘、じゃあ、笹崎さんが落としたって事??
怖ーい… あの2人仲良かったのにねぇ…
あ、見て、梨乃亜さん達だよ。
連れていかれてるね。
なんであの2人が呼ばれてるんだろう?
でもどうせ、すぐに戻ってくるでしょ。
だよね。だって何もやってないって言ってたしね。
事情聞かれるくらいじゃない?あの3人同じクラスだったし。
そうだよね。
まだ救急車は来ないのか?!
バタバタバタ…
笹崎雛子
笹崎雛子
私は、佐野さんが落ちた手摺りを撫でて
そのまま床に崩れ落ちて泣いた。
奇跡的に、命は助かったけど
あれからずっと…
佐野さんは、植物状態になってしまった。 会話することは愚か、目を開くことすら無かった。
梨乃亜達はもちろん、私も軽く事情を聞かれた。だけど、やっぱりイジメのことは有耶無耶にされた。佐野さんが落ちたのは、単なる事故だということで片付けられた。
それから私はずっと、あの2人。未唯亜達を見張っている。…もうあんな事にはさせたくないから…
笹崎雛子
バタバタバタバタ…。