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この話は、とても泣きたくなる?お話です

どうか、注意点をよく読んでお進み下さい。

注意点

・誤字ったり漢字ミスが恐らくあります

・よく内容が分からない所が1部あると思います

・背景画像は、この白、ピンク、黒を使っていきます

・もしこの話が良くない場合はコメントでお願いします。

※ただし、作者(中の人)をバカにするような発言は除く

これを踏まえたうえで、このストーリーをお読みください(^ω^)

それでは、スタ-ト

僕は、あの日初めて泣いた……。

大切な人が目の前で亡くなるのはこんなにも、辛いのか。

僕は初めて実感した……。

僕は、大学生で、陰キャラでメガネをかけていた。

周りからは、この呼ばれている。

クソメガネ男。

そのまんまの意味だ。

だけど、僕には感情がない。

だから微塵も、悔しいとか悲しいとか思った事は子供の頃からなかった。

だから僕には、友達が居ない……。

はぁ……。

僕は、大学の近くにある図書館に向かった。

僕は、とても本が好きだ。

まるで、本が僕の友達みたいなもの。

確か……この辺に、この本の続きの本があったはず。

何処にあるんだっけ……。

その時、何かとぶつかった。

あ……。

華奈

あ……。

華奈

ご、ごめんなさい!

華奈

肩ぶつかりました?

え?あ、だ、大丈夫……。

こ、こっちこそ、ご、ごめん。

あとは、コミュ障だ。

人と話す度に、つかかってしまうから嫌われて、友達が出来なくなる。

あ、そ、それ……

華奈

え?あぁ~、これですか?

華奈

面白いですよね~(❁´ω`❁)

華奈

私この本の作者の大ファンでいつも読んでるんですよ~(❁´ω`❁)

ぼ、僕もす、好き……。

華奈

本当ですか!?

う、うん……。

華奈

いや~嬉しいです~(❁´ω`❁)

華奈

この作者の事好きな人があんまりいないもんだから

あ、そ、そうなんだ……。

華奈

(❁´ω`❁)

華奈

そう言えば、貴方、お名前は?

え?な、名前?

華奈

うん、名前(*^^*)

え、えっと、れ、零……。

華奈

零って、言うんだっ!

華奈

私は、華奈っていうの(*^^*)

華奈

よろしくね~。

よ、よろしく……。

華奈

零くんは、よくこの図書館に来るの?

ううん。た、たまに来る……。

華奈

ふふっ(*^^*)

華奈

私もよ。

そ、そうなんだ……。

華奈

なんか、何処か似てるねっ!

そ、そうかな……?

なんだろう?僕は初めてそう感じた。

どうして、こんなにも彼女と話せるんだろう。

僕は、コミュ障で、あまり話さないのに……。

華奈

零くん?

え?

華奈

どうしたの?

ううん。だ、大丈夫。

華奈

そう。なら良かった(*^^*)

あ、ぼ、僕そろそろ行くね……。

華奈

え?この本借りないの?

あ、この本は……

僕は、何故か息が詰まった。

華奈

この本借りたいなら借りてきなよ~。

い、いや、こ、この本は……もう読んだんだ……。

華奈

え!?そうなの!?

う、うん。

なんで僕はこんな嘘をついてしまったんだろう。

最低な人間だ……。

だ、だからもう返そうってお、思って……。

華奈

じゃあ、私がやるから帰っていいよ(*^^*)

え?で、でも……。

華奈

いいのよ。(*^^*)

あ、ありがと……。

華奈

いえいえ~!

零の家

はぁ……。

なんてことをしたんだろう。

なんであんな嘘をついたんだ?

僕は今までついたことがないのに……

もしかしたら、僕は彼女の事が好きになったかもしれない。

でも、こんな僕が告白した所で、皆から笑われるだけだ。

だって僕は………。

陰キャでクソメガネで、コミュ障な僕なんか、好きになれやしないさ……。

僕は、なんでこんな人間なんだろう……。

僕は、母親の顔を知らない。

恐らく、僕を産んだ後、亡くなったんだろう……。

そして、父親。僕は父親の顔なんて覚えていない。

これもまた僕を大きく育てた後に亡くなったんだろう……。

そして、僕は、親戚に引き取られて、 でも親戚は、暴力ばっかり、でも泣けなかった……。

だって僕は、親から感情というものを貰っていないからだ。

……………。

思い出した……。

父親は、笑わない人だ。

だから、僕も笑わない……。

笑わないせいで小学校では、いじめられる。

でもそれだけじゃない。僕は泣かない。

僕は、1度だけ、父親に聞いた事がある。

赤ちゃんの時は泣いていましたか?

確か、こう聞いた……。

小学生の頃

ただいま。

お父さん

おかえり。

お父さん

また怪我してるぞ。

うん。いじめられたんです。

お父さん

本当か?

はい。

お父さん

そうか。

お父さん

なら、なぜ早く言わないんだ。

ご、ごめんなさい……。

お父さん

いや、攻める気はない。

お父さん

零。

はい?

お父さん

すまない。

お父さん

お父さんが、もっとちゃんとしてれば、学校では何も心配されないのに……。

ううん。お父さんは悪くない。

気にしないで。

お父さん

本当に……すまない……。

部屋に戻って宿題してくるよ。

お父さん

あぁ。

お父さん

良い子に育ってくれ。

お父さん

玲奈。どうか……

お父さん

見守ってやってくれ。

お父さん

零を………。

お父さん

俺はもう見守る事が出来そうにない……。

お父さん

俺は、感情を知らない……。

お父さん

だから零にそれを教える事さえ出来ない……。

お父さん

零は、必ず……

お父さん

感情表現を豊かになって育って欲しい………。

お父さん

だから、玲奈……。

お父さん

俺もそっちに行って……お前と……話せるなら行きたい……。

お父さん

お父さんは、もう限界だ………。

そして、今

僕は、初めて知った。

お父さんが、あんな事言うなんて初めてだった。

そうか、父親は、僕の事知ってて、父親から離れたのか……。

ごめん……。

父さん………。

続く

いいね、100個で続き出します

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コメント

3

ユーザー

わぁこの時点で切ない!

ユーザー

スッゴイ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

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