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亜里砂
ねー、暇だよ～なんかしよーよ～
玲世
そう言われてもさぁ～
今、部活中だし、
今、部活中だし、
久美子
帰宅部は、ご気楽でいいですよね～
桃花
まあまあ、うちら、部活頑張ってるし、ちょっとは我慢してよー
久美子
あっ、先輩が、呼んでる！
ごめん、亜里砂、みんな、行こ！
ごめん、亜里砂、みんな、行こ！
亜里砂
（ちぇ、みんな部活ひとすじなんだからー）
亜里砂
（そう言えば、まどかに最近あって、ないなー
まあ、転校して、九州に行っちゃったのは、しょうがないけど…）
まあ、転校して、九州に行っちゃったのは、しょうがないけど…）
亜里砂
（毎日、LINEしよって言ってくれたけど、なんにも、してないしー）
亜里砂
（今は、玲世のグループにいるんだ
あんな奴、すぐに忘れよう）
あんな奴、すぐに忘れよう）
玲世
亜里砂～部活終わったよ～
一緒に帰ろー
一緒に帰ろー
亜里砂
あっ、うん！
帰り道
久美子
あーアイス食べたいー
部活は、楽しいけど、疲れるしなー
部活は、楽しいけど、疲れるしなー
桃花
じゃあさ、うちでご飯食べよー
玲世
おっ、いいじゃん！お母さんに聞いてみるわー
亜里砂
わたしは、大丈夫だよ
お母さん仕事遅いし
お母さん仕事遅いし
桃花
あっ、橘先輩だ！
玲世
えっ、どこどこ？
久美子
いた！
玲世
きゃー！今日もかっこいいー！
桃花
たーちばなせーんぱい！
橘先輩
おっ、桃花ちゃんだ
なんか、久しぶりだねー
なんか、久しぶりだねー
桃花
橘先輩はずっと、かっこいいですよー
橘先輩
そう？そう言ってくれると嬉しいなー
桃花
先輩、こんなこと、知ってますか？…
玲世
あの、二人いい雰囲気だね
久美子
でも、橘先輩は好きな子がいたって…
玲世
ええー！誰だよ、その人ー
久美子
たしか、転校した、相原まどかだよ
玲世
えー！あの、美少女なー！
久美子
ねー！ウザイでしょ？
玲世
ほんと！ちょっと、可愛いからって調子のんなよって感じだよねー
久美子
まあ、あいつが転校して、よかったよ
亜里砂
、、、あのさ、まどかのこと、悪く言わないでくれる？
玲世
、、、は？
亜里砂
ご、ごめん！わ、わたしもまどかのこと、元友達だったけど、もう、LINEしてくれってウザイと、思ったんだよねー
久美子
なーんだ、あんまり、悪く言うなってことかー
玲世
まあ、言い過ぎは、したけどねー
久美子
てか、仲間じゃん！ウザイって思うなんて、
玲世
仲間、仲間！
亜里砂
うん！
桃花
ねえねえ！
橘先輩達もご飯行けるって！
橘先輩達もご飯行けるって！
久美子
まじで？
玲世
いいじゃん！
さっそく行こーぜ！
さっそく行こーぜ！
亜里砂
（橘先輩先輩も一緒かー
まあ、桃花の恋を応援するなら、いいってことだね）
まあ、桃花の恋を応援するなら、いいってことだね）
桃花の家
久美子
はー！食った、食ったー！
玲世
ちょ、そんな言い方は、いけません！
桃花
あははー！
橘先輩
いやーにぎやかだね
桃花
先輩がいたら、絶対ににぎやかですよー
橘先輩
そうかな？まあ、嬉しいなー
亜里砂
ねえねえ、焼き肉おかわりしたい！
久美子
また、食べんの？
桃花
オッケー、お肉追加するねー
？？？
、、、亜里砂…
亜里砂
、、、えっ？
玲世
ん？
久美子
どした？
亜里砂
いや、なんか呼ばれた感じがして…
玲世
気のせいだよー
久美子
気にしないのがいいってー
橘先輩
亜里砂ちゃんって霊感度いいんだね
亜里砂
そ、そんなことありませんよ！
桃花
おまたせーどーぞー
亜里砂
うわーお肉ー
玲世
うまそー食べよ、食べよ！
翌日
亜里砂
おはよー！
玲世
あっ、亜里砂だ、
久美子
おはよー
桃花
おはよー
玲世
あっ、うちら、部活でお知らせがあるって聞いたからちょっと行ってくるねー
久美子
ごめん、亜里砂
亜里砂
いいよ、行ってらっしゃい！
？？？
亜里砂…
亜里砂
えっ？
亜里砂
（ほんと、なんなの？この声…）
？？？
亜里砂…
亜里砂
、、、なによ！
まどか
久しぶりだね…
亜里砂
えっ？まどか？
まどか
うん、まどかだよ
亜里砂
、、、！
まどか
LINEしてって言ったのに…
私、ずっと、待ってたんだよ…
私、ずっと、待ってたんだよ…
亜里砂
もう、あんたには、興味ないからよ！
亜里砂
今は、玲世のグループに入ってるの、あんたなんかどうでもいいし、
まどか
ふーん、昔の約束破る気なんだ？
亜里砂
こうなったら、玲世達にあんたのこと、ボッコボコにしてやる！
まどか
そう…
亜里砂
そう言うところがうざったいんだよ！
玲世
あっ、亜里砂！
久美子
いたよ！ずっと探してたんだよー
亜里砂
ねえねえ！まどかがいるよ！玲世達をボッコボコにしようとしてるよ！
玲世
、、、は？
桃花
なにも、いないけど…
亜里砂
、、、えっ？
亜里砂
い、いるじゃん！ここに！まどかいるじゃん！
久美子
何言ってんの？誰もいないじゃん！
玲世
あーもしかして、霊感度、あげたいとかー？
久美子
橘先輩が見るように？
桃花
そんなことしてたんだー
ウザっ！
ウザっ！
亜里砂
橘先輩と何関係あんの！？
玲世
はー！？なめてんの？
桃花
いちいち、うるさいんだけど？
亜里砂
、、、あっ、あっ！
久美子
とにかく、もう近づかないでよね！
玲世
キモいよ！
亜里砂
えっ？
亜里砂
な、なんで、なんでよぉ！
まどか
ふふふふ…
亜里砂
あんた、もしかしてなにかしたの！？
亜里砂
とぼけないでよ！？
まどか
わたしね…交通事故で亡くなったんだけど？
亜里砂
、、、えっ？
まどか
だから、今は、あんたしか、見えないに決まってるでしょ？
亜里砂
ゆ、幽霊！
まどか
あんたはあたしを裏切った
だから、次は私があんたを呪う番だよ…
だから、次は私があんたを呪う番だよ…
亜里砂
い、いやぁぁ！
まどか
あんたを殺してあげるー
亜里砂
いや！
ダッ！
亜里砂
（やばい、私、殺されるよ！
車の人
あ、危ない！
亜里砂
えっ？
ガガガ！
亜里砂
く、くるま！？
亜里砂
やめて、い、いやぁぁ！！
まどか
バイバイ…これで死んだね…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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