/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
宮野花乃
それでは
宮野花乃
彰人ルートの第1話
宮野花乃
スタートです
宮野花乃
うーん…
時計
ピピッ！
タイマーを止める
宮野花乃
ふわぁ〜
宮野花乃
今日から新しい学校…
宮野花乃
確か、神山高校って言うんだっけ？
宮野花乃
はぁ…どんな子がいるんだろう
宮野花乃
今日もお母さんのご飯
宮野花乃
美味しかったよ
お母さん
あら、ありがとう
宮野花乃
それじゃあ、行ってくるね
お母さん
道わかるの？
宮野花乃
うん
宮野花乃
日曜日に通学路を散歩したから
お母さん
あ、そうだったわね
お母さん
はい、これ
宮野花乃
ん？
お母さんが生徒手帳を渡す
宮野花乃
これって
宮野花乃
神山高校の生徒手帳？
お母さん
えぇそうよ
お母さん
これは今日から通うことになる
お母さん
神山高校の生徒の証なの
お母さん
絶対になくさないでね
宮野花乃
うん、わかった
お母さん
あ、そうそう
お母さん
担任の先生のことなんだけど
お母さん
お父さんのお友達が担任だそうだから
お母さん
安心してね
宮野花乃
うん！
お母さん
あ、もうこんな時間ね
お母さん
お弁当は持った？
宮野花乃
うん！
お母さん
それに、教科書は？
宮野花乃
お、お母さん…
宮野花乃
心配しすぎだよ…
お母さん
あ、ごめんなさいね
宮野花乃
それじゃあ、行ってきます
お母さん
気おつけてねー！
宮野花乃
はぁ…
本当にお母さん
過保護なんだから…
宮野花乃
ええーっと…確かここを…
スマホ開いて…
ミクちゃんの曲を歌いながら
行こっと
宮野花乃
〜♪
東雲彰人
（ったく…絵名のやつ
東雲彰人
（オレが買っておいたチーズケーキ食べやがって…）
東雲彰人
ん？
宮野花乃
少しずつ小さくなってく
宮野花乃
全部置いたまま
宮野花乃
悲しくなんかないさと
宮野花乃
イヤホンで閉じ込めたよ
東雲彰人
（なんだ…この透き通るような歌声…！）
東雲彰人
（あ、あの女か
東雲彰人
ん？
東雲彰人
よく見たら
東雲彰人
神高の制服じゃないか！？
ん？
それって私の…こと？
宮野花乃
あ、あの…？
東雲彰人
ねぇ、君
宮野花乃
は、はいっ！？
ちょっと雰囲気が変わった！？
東雲彰人
さっき、初音ミクの
東雲彰人
タイムマシンって曲
東雲彰人
歌ってたよね？
宮野花乃
そう…ですけど
東雲彰人
君の歌、すごく透き通ってて
東雲彰人
きれいでしたよ
宮野花乃
そ、そんなぁ…
宮野花乃
は、恥ずかしいよ
宮野花乃
だ、誰にも言わないでね…！
東雲彰人
あ…
東雲彰人
（逃げやがった…
東雲彰人
（そういや、見たことないやつだったな
東雲彰人
（あいつ、もしや転校生か？
宮野花乃
ふぅ…着いた
いきなり
男子に話しかけられちゃったな…
担任の先生
それでは、宮野さん
担任の先生
お入りください
宮野花乃
あ、はい！
女子生徒
どんな子なんだろー
男子生徒
先生は女子って言ってたし
男子生徒
美人だったりしてなー
女子生徒
はぁ？！
女子生徒
それって私が美人じゃないってこと？
男子生徒
そ、そういうことじゃ…
青柳冬弥
（転校生…か
青柳冬弥
いったいどんな子が来るんだろうか
草薙寧々
そうだね
宮野花乃
は、はじめまして…
宮野花乃
み、宮野花乃って言います
宮野花乃
父の仕事の都合でここ
宮野花乃
シブヤに引っ越して来ました
宮野花乃
よ、よろしくお願いします！
青柳冬弥
（この感じ…
担任の先生
さ、宮野の席は青柳の隣だ
担任の先生
仲良くしてよな
宮野花乃
あ、えっと…青柳さん…だっけ？
青柳冬弥
宮野花乃だったよな？
青柳冬弥
彰人から話は聞いているぞ
青柳冬弥
すごく透き通った歌声を持っていると
宮野花乃
あ、はい
あの子…
私のこと話してる…
青柳冬弥
俺は青柳冬弥
青柳冬弥
さっき、宮野と会ったのは
青柳冬弥
東雲彰人っていって
青柳冬弥
俺は彰人と一緒にイベントを行っている
宮野花乃
イベント…？
青柳冬弥
ストリートイベントだ
宮野花乃
え…？
宮野花乃
す、ストリート？！
ストリート…
あの子、そんなすごいこと
してるんだ…
東雲彰人…か
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
