【連載３】白尾学園恋愛物語

白尾学園恋愛物語

＃５　救済

start.

それぞれが自室に戻る

リビングに残るきんとき・スマイル

次の日・教室

kn)頭ぽんぽん ○○に微笑む

...気付いていてほしい。

偶然なんだって、分かってる。 けど、...

助けて欲しい。

昼休み

...誰か、

誰か、助けてっ...

教室から○○と愛羅達が出てくるのが見える

愛羅達についていくきんときとスマイル

○○ side

屋上

嫌だ。嫌だ。嫌だ。

私が...どうしてこんな目に？

お願い、誰か気づいて...！

ﾄﾞｻｯ

もう駄目だ、また殴られる...

こうやって私はボロボロになっていく。もう逃げられない。

そう思ってた。けど...

誰かが、私を殴ろうとした天野さんの腕を掴んで止めた。

...それは、誰？

スマイルが、動画を撮ってくれてた？ ...きんときが、私を殴ろうとする手を止めてくれた？

kn)ｷﾞｭｯ

sm)ｷﾞｭｯ

この事は市の教育委員会に報告され、結城・齋藤・天野...そして、今までの悪行に関して目を瞑っていた理事長等はそれ相応の処分が下された。

その日の放課後・家

na)ｷﾞｭｯ

今回の事件で、私たちの団結力はより深まった気がする。

...でも、まさか

あんな事が起こるなんて、

誰も思いはしなかった。

＃５　end.