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ころんside
青猿
この辺りは移動教室ばかりで誰も歩いていない。僕はるぅとくんを探すために走り回っていた
『ころん君なんて嫌いです!』
彼の言葉が僕の頭の中でグルグル回る。
何か僕、嫌なことしたかな。
だとしたら謝りたいんだ
《、、、皆さんこんにちは。一年A組の黄神瑠斗です》
『ころちゃん、起きなよ』
『んぁっ』
莉犬君に起こされて顔を上げた
《未熟者ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。》
『、、、!!』
あの時の君の笑顔が忘れられない
青猿
走りながらつぶやく。
その瞬間、座り込む人を見つけた。
、、、間違いない、あの髪色は、るぅとくん!
青猿
彼に向って走り出す
黄神
ぜぇぜぇ息を切らしながらこちらを見るるぅとくん
青猿
まさか本当に病気、、、
黄神
、、、Why?
昨日から飲まず食わずで徹夜でした?
開いた口が塞がらないまま、ぼくは固まった
黄神
、、、るぅとくんって、天然なのかな?