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カタカタ...
タンッ
灯原
灯原
小説の投稿を終え、ふと外を見ると太陽が出てきた頃だった。
灯原
まるで〆切りに追われる漫画家のような気持ちだ。
だが、こんな僕の小説を期待してくれている人の為だ。決して苦ではない。
灯原
灯原
僕は今走っている。
理由は至極簡単、寝坊である。
灯原
灯原
いつもはアラームで起きるのだが、まさかの止めて二度寝をしてしまった。
灯原
普段運動すらしていない為、長距離猛ダッシュは地獄中の地獄だ。
教室
ガラガラ...
灯原
時すでに遅し、到着したのは1時間目の終わりであった。
チラッ
灯原
案の定、全員が僕を見てくる。
灯原
頼むからこういった悪しき風習をやめにしないか?と僕は問いたい。
灯原
前方に目を向けると1人だけ僕の方を見てニヤニヤしてる男がいた。
灯原
それは僕の唯一の親友、安東 日向(あんどう ひなた)だった。
休み時間
安東
灯原
安東
そう、安東は僕が小説を書いているのを知っている唯一の友達だ。
僕らは幼稚園からの長い付き合いで、とても仲がいい。
灯原
灯原
安東
A子
安東
A子
ジロ...
灯原
A子
安東
A子
安東
A子
安東
ボソッ
A子
タッタッタッ
灯原
安東
灯原
安東はルックスが良くて、頭もいい。
所謂、完璧人間だ。
しかもA子さんっていう彼女持ちだ。
それに比べて僕は...
安東
灯原
僕は、ただのゴミだ。