突然知り合いの奈美から電話がかかってきた。
プルルルル
拓海
もしもし?
奈美
ごめんね突然電話して
拓海
おう全然良いぞ…なんかあったか?
奈美
…何もないよ
拓海
なんだ今の間はそれ絶対なんかあっただろ
奈美
…実は今日拓海に電話したのはね、相談したいことがあったからなの。
拓海
相談ってなんだ?俺で良ければ聞いてやる
奈美
…ありがとう。実はね、最近誰かにつけられてる気がするの
拓海
…たまたま同じ方向だったとかではなく?
奈美
私も最初はそう思った。だけど、私がわざと違う道で帰ってもその気配はずっと私の後ろにあるの…
拓海
…それってつまりストーカーか?
奈美
多分そう。でもつけられてるだけで実害がないから警察も動いてくれないと思う
拓海
よし、今から俺がお前の家行ってストーカーが家に来たりしないか確かめてやる
奈美
…ありがとう。じゃあね
ガチャ
案内人
お久しぶりです。案内人です。
案内人
今回はストーカーにまつわるお話でした
案内人
一見何も怪しい箇所はないように思えますよね。
案内人
しかし、知り合い程度の関係であれば家の場所は知らないのではないでしょうか…?
案内人
ふふ、どうして家の場所を知ってるのでしょうね…?
案内人
おや、あなたの後ろにも…