テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

金づるの友達

第1話 - 金づるの友達

2025年02月04日

#ホラー

wiki

ユミ

はぁー美味しかった

サトミ

やっぱここのパンケーキ最高だね

ナナ

うん！

ナナ

すごぉーく美味しいかった✩

ナナ

また行きたいぃ(^^)

ユミ

そうだね

ユミ

ここはまた来ようか

ナナ

うん！

サトミ

そろそろお会計にする？

ユミ

げ！ごめんみんな

ユミ

今日お金無い…

サトミ

は〜？

サトミ

ユミはまたお金無いの？

サトミ

まったくもぉ…って

サトミ

ごめん私も今日お金ない…

ナナ

えぇ〜！

ナナ

それは大変じゃん！

ユミ

ナナ！本当にごめん！

ユミ

またお金貸して😭🙏🏻

サトミ

ごめんねナナ！

サトミ

ちゃんと返すから！

ナナ

全然いいよぉ！

ナナ

2人ともおっちょこちょいだねぇ

ナナ

あはは

ユミ

ねぇサトミ

ユミ

ナナって本当馬鹿だよね

サトミ

いやホントそれ

サトミ

何度も私達にお金貸してまだ一銭も戻ってきてないのに

サトミ

またお金貸してくれるなんて…

ユミ

まぁだから金づるに丁度いいんだけどね

サトミ

金づるって、馬鹿ほどよく効くわよね

ユミ

本当それww

別の日

ユミ

う〜ん、ここはチーズケーキも美味しいね

サトミ

本当ね

ナナ

ナナ何回でも食べれるよぉ！

ユミ

でも少し高いよねここの店

サトミ

ちょっとユミ

サトミ

あなたお金持ってきたんでしょうね？

ユミ

…え

ユミ

待ってごめん

ユミ

また忘れた！

サトミ

えぇ！？

サトミ

まったくユミは！

サトミ

って、今日は私もお金無いんだけどね

ユミ

え！？サトミも！？

サトミ

お母さんにお小遣い止められちゃって

ユミ

人の事言えないじゃん！

サトミ

ごめんごめん

ナナ

もぉ〜！2人ともまた忘れちゃったのぉ？

ユミ

本当にごめん

サトミ

この前借りた分すぐ返すから

サトミ

お金貸してくれる？

ナナ

いいよぉ！

ナナ

ナナは2人の友達だから✩

ユミ

ありがとうナナ〜！

サトミ

本当に助かるわ

ナナ

ナナ2人の役に立てて嬉しい✩

ナナ

なんでも言ってねぇ

ユミ

あ〜ナナってば本当に馬鹿だなぁ

ユミ

自分が騙されてるって分からないのかな

ユミ

…あ

ユミ

私最近ナナにお金借りてるから

ユミ

自分の財布に全然お金入ってなかった

ユミ

これじゃお弁当買えないじゃん

ユミ

仕方ない、ATMで下ろすかぁ

ユミ

めんどくさ、

ユミ

あれ？

ユミ

え！？

ユミ

お金少な！！

ユミ

なんで！？

ユミ

えぇ！？

ユミ

こんなに残高少なかった！？

ユミ

嘘…

ユミ

知らないうちに使ってたのかな？

ユミ

いやでもこんなに少ないわけないよ…

ユミ

ねぇみんな聞いて！

ナナ

どうしたのぉ！？

サトミ

何？

ユミ

さっきATMで残高確認したんだけどさ！

ユミ

めちゃめちゃ少なくなってたの！

サトミ

使い過ぎたの？

ユミ

いや違う！

ユミ

最初はそう思ったけど

ユミ

私ほとんどATMなんて使わないから

ユミ

そんなのありえないの！

ナナ

えぇ…！

サトミ

それなんか変じゃない？

ユミ

もしかして誰かに抜かれたのかな！？

サトミ

他に心当たりが無いなら

サトミ

それしかないよ

ユミ

うっそ…

ユミ

マジで…？

ユミ

最悪じゃん！

ユミ

ちょっと待って、

ユミ

もし私が誰かにやられてたとしたら

ユミ

サトミとかナナも危ないんじゃない？

ユミ

一応私達いつも近くにいたし…

サトミ

ちょっと待ってね

サトミ

私も今コンビニにいるから

サトミ

残高確認してみる

サトミ

え、

ユミ

どうだった！？

サトミ

少ない…

サトミ

明らかにおかしいよこれ！

サトミ

もっと残高あった！

ユミ

サトミも！？

ユミ

じゃぁナナも抜かれてんじゃないの！？

ユミ

ナナはどう！？

ナナ

…ふ

ユミ

え？

ナナ

クっ…ぷっあははは！

ユミ

ナナ？

サトミ

ちょっとどうしたのよ！？

ナナ

あなた達本当に馬鹿だね

ナナ

全部私だよ

ユミ

え？

サトミ

な、なに急に！？

ナナ

なんで私がお金ばかり要求するあなた達と一緒にいたか分かる？

ナナ

あなた達の口座から現金を盗むため

ナナ

おかげで沢山お金が溜まったわ

ユミ

嘘でしょ…？

ナナ

嘘じゃないよ

ナナ

私はプロのハッカーだから

ナナ

簡単にあなた達の口座に潜り込めた

ナナ

今まで私が払ってきたお金も全部あなた達の口座から盗んだ現金だから

ナナ

あなた達は全部私が払ってきたと思ってるだろうけど

ナナ

結局は自分のお金で払ってたって事だからね

ナナ

あははは

サトミ

あんた！今すぐ警察に通報するから！

ナナ

無駄だよ

ナナ

もうあなた達と会うこともないし

ナナ

ナナっていう名前も偽名だから

サトミ

くっ！

サトミ

マジでお前ふざけんなよ！！

ユミ

最悪！！

ナナ

ふふ…

ナナ

あなた達が馬鹿で助かったよ

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

wiki

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

金づるの友達

第1話 - 金づるの友達

作者の他の作品すべて見る

#ホラーの新着小説
一覧

関連するタグ

金づるの友達

第1話 - 金づるの友達

作者の他の作品すべて見る

#ホラーの新着小説一覧

関連するタグ

#ホラーの新着小説
一覧