???
敦
ドゴッ!
拳を何度もぶつけているが、なにか違和感があった。
敦
まるで…異能力無しで戦っている ような…
敦
潤一郎
国木田
国木田
太宰
太宰
「人間失格」
パキンっ!
太宰
敵の状態は変わらず、グワッと太宰さんに大きな手のひらが向かう。
敦
太宰
ドガアァンッ!!
ふっ飛ばされ、建物にぶつかる。
敦
パラパラと建物の小さな瓦礫が落ちる中、大宰さんに聞く。
太宰
敦
太宰
敦
敦
太宰
敦
太宰
???
敦
太宰
太宰
敦
花子
白杖代
敵の大きな手を、人魂のようなものがパキィンっとはね返す。
花子
そこには、依頼人である二人の子供が立っていた。
花子
彼らに聞く。
敦
花子
敦
勿怪の方に体を向ける。
花子
そう言いながら、俺は身体から包丁を取り出す。
ダッと地面を勢い良く踏み出した。
グッ…ズバッ!
体が柔らかいせいか、手応えがあまりない。
花子
花子
子供
子供の泣き声が聞こえる。
花子
???
勿怪はそれに気づき、標的を変えた。
花子
寧々
ヤシロが子供を、庇うように抱きつく。
花子
???
しかし、魔の手は迫っていく。
花子
白杖代
花子
一瞬、白杖代が消えかかった。
その一瞬は、生死をも左右する。
花子
寧々
???
花子
パキィンっ!!
突如、勿怪の手をナニかが弾き飛ばした。
???
ヤシロの頬に【呪】という文字が浮かび上がる。
寧々
花子
ニッと、俺は笑みを浮かべる。
勿怪が反動で体制を崩したすきを見てー
花子
白杖代
ドッ!
寧々
バラバラと、勿怪が崩れていく。
花子
寧々
寧々
花子
ふっと笑った。
敦
花子
敦
敦
敦サンの頭に、物怪が落ちた。
花子
敦
花子
太宰
花子
潤一郎
花子
勿怪
勿怪
勿怪
寧々
花子
国木田
寧々
太宰
国木田
敦
今にも喧嘩が勃発しそうな二人の間に敦サンが割って入る。
花子
花子
花子
あの時、ヤシロが言った言葉を思い出した。
寧々
寧々
ギュッと俺の手を握る。
寧々
寧々
___叶えてくれますか?
寧々
花子
寧々
花子
寧々
花子
太宰
花子
俺は
生者の願いを叶える怪異だからね
ヤシロに大見得切っちゃったし…
花子
ヤシロの願いを叶えるには、"世界の仕組み"を変えなくちゃならない
花子
変えるんだったら大きな代償が必要だ。
それよか、誰か一つの命を犠牲にするような
花子
花子
主
主
主
♥️と💬よろしく!
コメント
3件
ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♡花子君かっこいい〜
もっけちゃん!
勿怪だったw