この作品はいかがでしたか?
200
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ユキナを拾ってから既に1週間が経った
すぐに行動したかったがユキナの体力が万全でないのに移動を始めれば
またユキナがぶっ倒れる可能性があった
それを無くすまでに1週間ほどの期間が空いてしまったのだ
ではこの1週間何をしていたのかと言うと
特に何もしてない
いつも通り我は森を探索して食料確保
正気を失った仲間の目を覚まさせる
あとはよく分からんギルドの手先にを追っ払う
大体はこの3パターンを毎日繰り返してた
しかしいつもと少し変わったことをしたこともあった
それがユキナと共にこの森を散歩すること
安静にしてろと我は言ったがユキナが言うことを聞かない
で、よく良く考えれば外に出て運動しないとこの後の引越しの際の移動
その時すぐにバテられると困る
ので、体力作りという事でこの森を散歩することになった日があった
だが、その日でもギルドの奴らはお構い無しに襲ってきた
挙句の果てにそいつらはユキナの事を我がユキナをさらったとか
訳の分からんことを言い出す始末
いつだかはユキナのことを見て驚いた表情をして何もせず帰った者もいたな
ユキナって実はただのドレイ少女じゃなかったりしたのかな?
まぁ我にはあまり関係なし
とは言えず仮にもユキナの保護者になってるのでユキナのことは
全力で守らないといけない
もちろん最初からそのつもりだったからね
だけどまさかギルドの奴らの中にはユキナから仕留めようとする奴もいて
まぁそんな奴には他のやつよりもキツい罰を受けてもらった
※ちなみにこの時ユキナはその姿に感動したのか異様に目をキラキラさせてたとか
そんなことがあった1週間
そして今日ついに旅立つ時が来たのだ
持ってくものは必要最低限のもの
家具とかは我の空間魔法で持ってこれる
持ってくものは食料とか寝具とか
その手の物だけ持っていくことになってる
多分1日あれば着く場所だけど万が一を考えて寝具を持ってきてる
備えあれば憂いなし とはよく言ったものだ
グルフ
ユキナ
ユキナ
ユキナ
グルフ
グルフ
ユキナ
道中魔物は出てくるが襲っては来ない
この森にいて早数年野生の勘的に気づいたのだろう
自分達では我に勝てないと
だから我らを見つけても襲ってこない
なんなら祝福してくれる
行ってらっしゃいだの頑張ってだの
恐らく我がこの森を離れるのがよほど嬉しかったんだな
としか感じれないが、厄介事が減っただけありがたく思っておこう
そよかぜの丘はこの森を抜けて死者の沼を超えた先にある
死者の沼はユキナ1人では越えられないので我が肩車して超えるか
少し時間はかかるが沼を固まらせて道を作るかの二択になる
安全を取るとなると道を作った方が早い
なので死者の沼はそのプランで行くことにした
しばらく歩いてもうじき森を抜ける時
ふとここまで来る時のことを思い出す
なぜか今日はギルドの奴らを見ていない
いつもは四六時中居るはずなんだが
今日に限り何故か1人も見ていない
ありがたくはあるがそれがかえって不気味でもある
少しの不安を抱えながらとりあえずは森を抜けた
死者の沼
グルフ
ユキナ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
ユキナ
グルフ
グルフ
グルフ
数分後
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
黒騎士 ガキは俺らが預かった 正確には返してもらうぞ もし助けたいと願うのなら指定した場所に来い 下っ端たちより
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
ザコ
ザコ
グルフ
グルフ
ザコ
ザコ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
ザコ
ザコ
グルフ
グルフ
ザコ
ザコ
ザコ
ザコ
ザコ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
グルフ
ザコ
コメント
1件
早くもっと緩い話を描いてあげたい