stxxx短編集

大好きな彼氏の青ちゃん。

彼とは高校生の時から付き合っている。

彼は優しいし、面白いし

たまにスベることはあるけど

そこも含めて大好き。

これから先も喧嘩なんかせずに楽しく過ごしてくんだろうなって思ってた。

ある日

1人でショッピングモールに訪れていた時の亊だった。

歩いている途中

とある店に彼がいるのを見つけた。

僕は嬉しくって声をかけようとした…が。

彼は桃色の髪をした僕の友達と一緒にいる

距離がとても近くて

お互いにアクセサリーを付けあったりしていた。

僕はその場を後にした。

次の日

彼は焦った表情を見せた

僕はその事実を受け入れたくなかったけれど

この反応は受け入れるしかなくて

僕は彼を追い返した

その続きの言葉は

思うことは出来ても、言葉には出なかった。

本心じゃないから。

その代わりに涙がたくさん出てきた。

僕の青ちゃんへの愛と同じくらいの。

青side

僕は親友の彼に事情を話した

涙が出る。

誤解されるような亊をしたのは自分だし

泣く資格なんか無いけれど

それでも勝手に出てしまう。

作戦は果たして成功するのか

翌日。

本当に青から会えないかメールがきて

僕は橙の言われた通り、会うことにした。

差し出されたのは

指輪だった。

その数年後、左手の薬指には本物の指輪が着いたんだとか…？

fin𓏸︎︎︎︎⁡𓈒 𓂃🕊

リクエストありがとうございました！