氷月
氷月
氷月
氷月
氷月
ボクは、昔から学校が苦手だった
周りの女子達とは違うことは分かってた。 自分が “変わってる” ってことくらい、 分かってた
でも、我慢の限界だった
周りの女子と合わせるのを辞め、 自分らしく過ごすことを選んだ
でも、どっちを選んでも その先は地獄
我慢して周りの女子に合わせるのも、 自分を貫いて冷たい目線を浴びるのも……
学校で好きな場所は、音楽室と屋上だった
無意識に、どちらかの場所に逃げてしまう
………屋上に行くのは、間違いだった
ガチャ
愛華
古都音
氷月
氷月
氷月
愛華
氷月
古都音
氷月
氷月
氷月
いたの!?)
氷月
氷月
クラスなの!?)
氷月
愛華
((氷月の前に飛び出す
氷月
氷月
出て旧校舎の階段使ったの!?)
氷月
((反対方向に逃げる
愛華
愛華
氷月
氷月
撒けるの…!?)
古都音
((氷月の前に飛び出す
氷月
氷月
愛華
((氷月の前に飛び出す
氷月
……あ、
もう、無理だ…………
氷月
((倒れる
愛華&古都音
女子なのに男子だけと仲いいとか、 モテたいのwww?
自分モテますよアピール乙〜♪
大人しく女らしくしなよ
あ、でも、お前のスカート姿 想像しただけで吐きそうだわ(笑)
もう学校 来んなよ
あんだけ言ったのに学校来たとか、 かまってちゃん なのww?
氷月は、自分らしく してる時が 1番 可愛いよ
氷月
氷月
氷月
ガラガラ
愛華
愛華
氷月
愛華
((その場にしゃがみ込む
氷月
愛華
愛華
愛華
氷月
氷月
愛華
氷月
氷月
というか、ちゃんと話せたん
だね
愛華
愛華
愛華
氷月
愛華
氷月
愛華
愛華
言われなけきゃ、わたし今頃
家で泣いてた
氷月
愛華
氷月
愛華
言っちゃって…
氷月
愛華
愛華
氷月
愛華
だろうね
氷月
だよね
愛華
まだ、中学生になる前の話
ボク達が、小学3年生の頃
昔の愛華
何したい?
昔の氷月
昔の愛華
昔の氷月
昔の氷月
昔の古都音
昔の古都音
昔の氷月
昔の愛華
昔の氷月
昔の古都音
昔の氷月
入れたら楽しいと思うな
昔の愛華
昔の古都音
考えてたんだけど、3人とも
一緒だね!!
昔の氷月
昔の氷月
受けないと駄目でしょ!?
昔の古都音
するからぁ〜…
昔の愛華
昔の氷月
それから しばらく経って、 自分達が小学生5年生になった年
昔の氷月
昔の愛華
昔の古都音
古都音が、自分達と同じ学校に 入学できないことが分かった
昔の氷月
昔の氷月
昔の古都音
昔の愛華
スゴく残念だったね
昔の古都音
この頃から古都音の両親…特に母親は、 古都音に厳しかった
勿論、幼馴染だから古都音が[家元の子どもで 教育が当時の周りの子達と比べて厳しい]って ことくらい、分かってた
けど、古都音はそのことを嫌がっていた
昔の古都音
お母さんが…お母さんが……!
ほら、こうやってすぐ泣きそうになる
昔の愛華
昔の愛華
だよ!!
そして、ぐずってしまった古都音を なだめるのが、愛華の役目だった
昔の古都音
昔の愛華
((古都音の背を優しく叩く
昔の氷月
行くの?
昔の古都音
行くんだって…
((グズッ
昔の愛華
それってスゴくない??
昔の古都音
私は2人と一緒がいいの!!!
昔の愛華
昔の愛華
((古都音を撫でる
昔の古都音
昔の愛華
古都音は、理科とか英語とか、そういった勉強 よりも、とにかく書道の勉強だった
そのせいで、勉強のことで周りより 苦労している
昔の氷月
学校ならそんなに心配しなくて
いいんじゃない?
昔の古都音
昔の氷月
氷月
クラスも離れ、古都音が専門
学校に行き、部活とかで時間が
取れなくなって、だんだん
会えなくなって連絡も取らなく
なり、離れてしまったと…
愛華
氷月
氷月
愛華
ガラガラ
古都音
古都音
氷月
愛華
古都音
座り込んでんの!?
古都音
話してたんだ
((保健室の椅子に腰掛ける
愛華
((床に座ったまま
古都音
氷月
古都音
きた理由、訊いてきてない
でしょ?
氷月
((愛華を見る
愛華
古都音
愛華
古都音
ちょっと揉めちゃってね…
愛華
古都音
なりたくない」って…
古都音
訊いたら……スゴい怒鳴られた
氷月
古都音
お母さん見るの、初めてだった
古都音
「恥」とかいう言葉 使われて
愛華
古都音
ことまで言われちゃった
氷月
古都音
けど……
古都音
いるのに、貴方ときたら…」
とか、 「貴方だけ特別扱いは
出来ません」 とか…
愛華
古都音
愛華
愛華が、この世の終わりみたいな表情をした
その顔には絶望の一文字しかなくて、 正直、ちょっと驚いた
「愛華にも、あんな顔ができるんだな」と…
古都音
から 頬築会とは関係切ってる
祖父母の家に居る
愛華
古都音
古都音
愛華
((古都音を抱きしめる
古都音
ないはず…!! 「自分の人生は
自分で決めたい」って……
古都音
ケンカ別れしちゃった…!
古都音
私の目すら合わせてくれな
かった…((ポロポロ
古都音
「どうすればいいか分からない」
その一言に、どれだけの思いが 詰まってるのか……
話し終えた後、古都音は何かの糸が 切れたように泣くし、愛華もそんな古都音を 抱きしめながら一緒に泣いている
何を言うわけでもなく、ただ、側にいる
でも、それが今の古都音にとって、 きっと1番嬉しいこと
古都音
愛華
((古都音の背を優しく叩く
氷月
愛華
氷月
古都音
氷月
氷月
((俯く
愛華&古都音
氷月
したの…
氷月
古都音
古都音
氷月
古都音
愛華
古都音






