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#衝撃のラスト
山根利広
578
#オリジナル
28
コメント
3件
あー、読んだ…これ、なんかすごく重いけど、すごく惹かれる話だね。 タカシくんの「好き」が純粋すぎて逆に怖いなって思ったよ。自白剤を飲ませてまで真実を知りたい気持ち、わからなくもないけど…彩花お姉さんが「彼氏いるよ」って言ったときのタカシくんの胸の締めつけられかた、こっちまで痛かった。 それに最後のホームレスの男…「あのガキども」って聞こえてたの?不気味すぎて続きが気になるよ。重田さんの書く"闇"、ちゃんと受け止めたよ🥀続き、待ってるね。
公園のベンチに腰を下ろしたタカシは、 ケンジから渡された 小さなビニール袋をじっと見つめていた
中には白い粉が少しだけ入っている
タカシ
ケンジ
ケンジ
ケンジ
ケンジは得意げに胸を張った
ケンジの父は薬品関係の仕事をしているらしく、 タカシは半信半疑のままそれを受け取った
タカシは近所に住む女子大生の彩花お姉さんのことが好きだった
明るくて優しいお姉さんで、たまに公園で会うと笑顔で話しかけてくれる
でもケンジは
ケンジ
と断言する
タカシは否定したけれど、気になって仕方なかった
その日、運悪く――あるいは運よく――彩花が公園に現れた
いつも通りの白いブラウスにデニムのスカート
タカシはケンジと目を合わせ、近くの自動販売機で買ったオレンジジュースに、 その粉をそっと溶かした
タカシ
タカシ
彩花
彩花
彩花
タカシはこれまでも何かとプレゼントをしていたので、 彩花は何の疑いもなく、ジュースを飲み干した
・
・
・
数分後、彼女の目が少しぼんやりとしてきた
薬が効いてきたらしい
タカシは息を殺して聞いた
タカシ
タカシ
彩花はゆっくりと頷いた
彩花
彩花
タカシの胸が、ぎゅっと締めつけられた
何も言えず、そのまま立ち去りかけたとき、ケンジが小声で
ケンジ
と囁(ささや)いた
二人はベンチから離れていった
・
そのときだった
公園の隅で段ボールを広げて座っていたホームレスの男が
ゆっくりと立ち上がり、ぼんやりとした彩花のそばに近づいてきた
男は二人の子供たちの会話を聞いていたらしい
薄汚れたジャケットの襟を立て、低い声で笑った
ホームレス
彩花は薬が効いているせいか、男が近づいてもほとんど反応しなかった
続く