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あかり
あかり
湊
あかり
湊先輩は下級生の憧れ的な存在の人
私は不覚にもそんな人を好きになってしまった
最初はただの憧れだった
けれどそれはだんだんと好きな気持ちに変わっていった
先輩とこうして仲良く出来ること自体、とても幸運なのだ
だから、この気持ちは閉じ込めておかないと
そう、決めたのに
放課後、学校の図書館
あかり
湊
あかり
あかり
湊
湊
あかり
一ヶ月前から噂になっていることがある
それは、湊先輩が同級生のるな先輩を好きだということ
そして逆もまたあるのではないかということ
あかり
湊
あかり
こんなにも胸が痛くなるのは初めて
後輩の中で、1番近くにいたのに
先輩の中に私はいなくて
私は先輩の中で後輩止まり
翌日の放課後、図書館
あかり
あかり
湊
あかり
湊
湊
先輩の照れてる顔、初めて見た
あかり
湊
湊
認めたくない
でも、先輩の口から聞いたなら否定できない
噂は本当なんだ
あかり
湊
あかり
あかり
湊
湊
・ ・ ・
あかり
あかり
入学式、校内で迷子になっていた私を湊先輩は体育館まで案内してくれた
図書委員として再会すると湊先輩は私を覚えていてくれた
委員としての仕事も勉強も教えてくれた
たくさんたくさん優しくしてくれた
何事にも全力で、笑顔で
困っている人がいたら手を差し伸べて
優しい湊先輩を好きになった
けど、この想いは誰にも打ち明けることなく散っていった
あかり
あかり
あかり
あかり
誰にも聞こえることなく静寂の中にとけていった
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
望月風香
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