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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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事件から4日後学校が再開した

教室

馬場 哲夫

まだ佐野先生見つかってないらしいぞ

桐敷 暙太

アイツが犯人だったんじゃねーの?

青川 英一

おい、そんなこというな

桐敷 暙太

すまん

夏村 俊希

まぁ、でもありえない話ではないですよ?

夏村 俊希

だって事件起きてすぐ失踪はめちゃくちゃ怪しくないですか?

青川 英一

まぁ確かに

桐敷 暙太

そうだろ?夏村!

夏村 俊希

えぇ...まぁ..

青川 英一

そうだ!

馬場 哲夫

どうした?

青川はスマホを取り出した

青川 英一

そうや、あの事件のとき、録音レコーダーを付けっぱなしにしてたから、あの時の音声を録音できてたんだよ

馬場 哲夫

まじか!

あの時の録音記録を再生する

馬場 哲夫

今聴いてもなんか生々しいな

馬場 哲夫

俺はもう聴きたくないぜ

桐敷 暙太

ビビってんのか?馬場

馬場 哲夫

ビビリじゃない!ただ心にくるっていうか

青川 英一

なんか引っかかるんだよなー

夏村 俊希

そうですね

夏村 俊希

僕もそう思います

桐敷 暙太

何が引っかかるんだよ

青川 英一

さあな

青川 英一

まぁ、明日警察に提出するよ

馬場 哲夫

まだしてねーのか?

青川 英一

いや、まぁ、役に立つかわからんしさ

馬場 哲夫

まぁ、一応あの塹江って奴に報告しといた方がいいぜ

青川 英一

そうやな

謎の人物

.....

青川たちが話している教室の外で、誰かが聞き耳をたてていた...

桐敷の家

青川 英一

買ってきたぞー

桐敷 暙太

サンキュー

馬場 哲夫

ういー

夏村 俊希

お邪魔します

桐敷は驚いた様子だった

桐敷 暙太

なんでお前らが...

馬場 哲夫

まぁ、2人だけじゃ心配やし、一日ぐらい俺らも一緒に居てやるかって思ってさ

夏村 俊希

僕も勉強に飽きたんで、たまたま来ただけです

桐敷 暙太

お前らー

桐敷 暙太

そういうところ好きだぜー

馬場 哲夫

お菓子パーティしようぜ!

桐敷 暙太

おっしゃ!

青川 英一

はしゃぎすぎんなよー

ピンポーン

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴っている

桐敷 暙太

はぁ

桐敷 暙太

盛り上がるとこなのに...

馬場 哲夫

はやく出て、早く始めようぜ

桐敷 暙太

りょーかい

桐敷 暙太

ちょっと出てくる

桐敷は部屋から出て行った

馬場 哲夫

宅配便かな?

青川 英一

そうじゃね?

夏村 俊希

...

ピンポーン

ピンポーン

チャイムが何回も鳴り響く

桐敷 暙太

んだよ!

桐敷 暙太

うっせーな

桐敷は急ぐばかりインターホンを鳴らしている人物を見ずに扉を開けてしまった

ガチャ

桐敷 暙太

はーい...

桐敷 暙太

ん?

桐敷 暙太

誰も居ない?

謎の人物

...!!!

桐敷 暙太

なっ..!?

急に謎の人物が飛び出してきて、桐敷をハンマーで殴った

ゴンッ!

桐敷 暙太

うぐっ!?

桐敷はその場に倒れ込む

桐敷 暙太

...

謎の人物

ハァハァハァ...

馬場 哲夫

おっせーな

馬場 哲夫

あいつ

夏村 俊希

僕が様子見てきましょうか?

馬場 哲夫

あぁ、たのむ

今度は夏村が出て行った

馬場 哲夫

何を手間取ってんだか

馬場 哲夫

もしかして侵入者が入ってきてたりしてな

馬場 哲夫

ハハッ!

青川 英一

待てよ

青川 英一

マジであり得そうだからやめろって

馬場 哲夫

じょーだんだよ!冗談

青川 英一

冗談だといいけど...

10分後

馬場 哲夫

ガチで遅い!

馬場 哲夫

様子みてくるわ!

青川 英一

ちょっとまて!

馬場 哲夫

んだよ?

青川 英一

なんかおかしくないか?

馬場 哲夫

なにが?

青川 英一

だってよ

青川 英一

あんなはしゃいでた桐敷といつも真面目な夏村がすぐ帰ってこないんだぞ?

馬場 哲夫

そうだけどよ

青川 英一

もしかしたら侵入者が本当に入ってきたのかも...

馬場 哲夫

おいおい

馬場 哲夫

嘘だろ

馬場 哲夫

怖いこと言うなよな...

馬場の声が震えている

青川 英一

とにかく警察に電話しよう!

馬場 哲夫

で、でも勘違いだったらどうすんだよ?

馬場 哲夫

俺たち大恥だぜ?

青川 英一

わかった

青川 英一

この部屋は鍵閉めれるから、ちょっとだけ外の様子見て考えよう

馬場 哲夫

そ、そうだな...

部屋の扉を恐る恐る開ける

ガチャ...

青川 英一

桐敷!夏村!聞こえるか!?

当然返事はない

馬場 哲夫

も、もう警察に通報しようぜ

青川 英一

そうだな...

と言った瞬間、扉の影から人影が飛び出してきた

謎の人物

...

馬場 哲夫

うわっ!?

青川 英一

なんだ!?

馬場 哲夫

早く閉めろ!

間一髪で、扉を閉めることができた

馬場 哲夫

な、なんなんだよ

青川 英一

とにかく警察に連絡しよう

ガン!!!

ガン!!!

扉を叩く音が聞こえる

青川 英一

おい!犯人!

青川 英一

警察に電話したぞ!

青川 英一

逃げるなら今のうちだ!

急に静かになった

馬場 哲夫

もう居なくなったか?

青川 英一

このままこの部屋にいよう

青川 英一

それが一番だ

馬場 哲夫

桐敷と夏村は...

馬場 哲夫

どうなったんだよ

青川 英一

わかんねーよ!

馬場 哲夫

...

ダン!

その時突然、斧のようなもので、扉を開けようとしてきたのだ

青川 英一

おい!馬場

青川 英一

武器になるようなものさがせ!

馬場 哲夫

わ、わかった!

だが、そんなもの部屋にあるはずがない

ダン!

ダン!

ダン!

塹江 悟嗣

警察だ!!

その時だった

一階から塹江さんの声が聞こえた

ピーポーピーポー

サイレンの音が響き渡る

桐敷 暙太

...

青川 英一

お、おい!

青川 英一

桐敷!

桐敷は頭部を殴られ、意識不明の重体だ

馬場 哲夫

なんでこんなことに...

青川 英一

俺のせいだ...

青川 英一

俺が警戒しなかったばっかりに...

塹江 悟嗣

君たちのせいじゃない

青川の後ろから、塹江刑事が肩を叩いた

青川 英一

塹江刑事...

塹江 悟嗣

悪いのは犯人だ...

塹江 悟嗣

だから、今日あったことを出来る限り正確に教えて欲しい

青川 英一

わかりました...

今日起こったことをほぼ正確に教えた

塹江 悟嗣

捜査に協力してくれてありがとう

塹江 悟嗣

今日は君たちはゆっくり休みなさい

馬場 哲夫

てか、夏村はどうなったんだよ!

塹江 悟嗣

それは調査中だ

塹江 悟嗣

我々も桐敷くんが重体で、夏村くんが行方不明になってしまったことしかまだ情報が入ってきてないんだ

塹江 悟嗣

申し訳ない

青川 英一

...

夏村は誘拐されてしまったのか...?

死声放送殺人事件

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