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……。(編み物中)

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……。

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…ふゥ。

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…ソろそロ編み物するノも飽キてキタな。

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でもどッか破壊しに行く気分でもネぇんダヨな…

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……そういエバ最近アイつ来ないナ。

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イヤ別に来てほしイとかジャねぇケド

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断じて違ウ。

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別に寂しイトかじゃないが…

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……。

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…気は進まネェが…行ってみるカ。

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(違う…コレは心配とかジャなくてアイつに死なれたりデモしたら困るからダ)

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(アイつのコトをライバルだと認めてなイが、ヤッパリ破壊にハ創造がなきゃ面白味がナイからナ)

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そうとナッタラ早速行こウ。

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(─っと、…相変わらずツマンネェトコダな)

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(アイつの姿は…と)

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(………。)

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(…ナンダよ。普通に居るじゃネェか。)

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(ならナンデアイつ…急に来なくなったンダ?)

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(…本人に直接聞いてミルか。)

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……オい…インク

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お前最近全然来ねェようだがナンカあったのカ?

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(あっ…ヤバいやっちまった。こんなこと言ったら絶対イジられる。…最悪ダ)

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………

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…?(何も言われなイ?)

ink
………。

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……おい無視するナ

ink
………。

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…聞こえてんだロ。ワザワザ俺からキてやったんだから感謝シロ。

ink
………。

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(…インク切れカ?)

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(イヤ…ダトシテも意思疎通くらいハデキタハズ…)

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…モシカシてインク切れか?

ink
………。

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(チッ……面倒だが)

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…憐れなもんだナ

ink
………。

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感情を無くす事を嫌いなお前ガ自ら進んでソウルレスにナルトは…

ink
………。

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ハッ…ヤッパリお前ハ空っぽナンだな。

ink
……(ピクッ)

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(……空っぽという単語に少し反応シタな。もう少し…カ?)

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…相変わらズお前ハ可哀そうなヤツダナ。

ink
……。

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…作り物(偽物)デシカ感情を得られない、可哀そうナ奴。

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今だってこう言われてもどうせナニモ感じないんだロ?

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本人に憐れな──

ink
うるさい

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!?

ink
僕が可哀そうなヤツだって?

ink
憐れだって?

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……ハッ、ナンダよ。最初からシャベレルんじゃねえか。

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感情を無くしたらお喋りすらできないもんだとオモッテタぜ。

ink
話を逸らさないで。今の状況なら君のことなんて容易く破壊できる。

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…ハッ、守護者様が破壊をするとかこんな笑い話なカなかないナ。

俺の頭蓋の近くに筆が構えられる。これでいつでも攻撃できるということだろう。
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(…これ以上刺激スルと危ないカモな)

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……んで、なンだ?今かラその筆で俺を拷問デモスルノカ?

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なら勝手にスればいい。マタ生き返ればイイダケだからな。

ink
……そうだね。

ink
でもそんなことをしたって君は反省しないでしょ?

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当たり前ダロ。ナンデ俺が反省しないとイケないんだ。

ink
そう……なら、こっちにも考えがある。

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…ハッ、やれるもんなラやってみろヨ。

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(どンな拷問か知らんがコイツが手を出したと同時に攻撃してやロう。)

でもコイツはまだ俺に完全に触れていない。ソウルレスでもこのくらいはわきまえているらしい。
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(いざとなればコイツをケッテ糸で吊るしアゲテヤル)

ink
…そう、そんなに言うならわかったよ。

ink
君にとって一番屈辱的な方法で、ね。

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(ヨシ今───)

ink
バレバレだよ。

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!!

インクが筆を振り下ろすと同時に俺の体にピンク色の物体が着いた。
ピンク色の物体は一体どんな仕組みになっているのか体を全く動かせなくなるのだ。
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(マズい!!)

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あっ…

ink
それじゃあ…始めようか?

感情が無いはずのコイツの顔は酷く楽しそうに見えた。