アン
私は今、付き合っている人がいる
今日は学校が早く終わったから午後からは一緒に出かけようって約束してたんだ
学校通ってて、彼氏がいて
もう人生最高だよ!
アン
レイ
アン
レイ
アン
レイは「非の打ち所がない」という言葉が凄く似合う青年だ
頭もいいし、顔もいいし
どうして私なんかと付き合ってくれてるのか不思議なくらいだ
レイ
アン
アン
ベットに思いっきり体を沈みこませ、一日の疲れを癒す
アン
レイ
アン
レイ
アン
アン
レイ
レイ
レイ
アン
レイ
アン
アン
アン
アン
アン
アン
レイ
アン
レイ
アン
レイ
アン
レイ
アン
レイに促されて入った所は、どうみてもお店じゃない
アン
レイ
アン
レイ
レイ
アン
レイ
私はその意味がしばらく理解出来なかった
一体何?どういう事?
ドッキリなら早く教えてよ
レイ
レイ
アン
アン
レイ
レイ
レイ
レイ
目の前で淡々と告げられていく明らかに常識を逸脱した話に
アンは逃げ出したくて堪らなくなっていた
しかし恐ろしすぎて足が動かない
レイ
レイ
レイ
レイ
アン
急いで扉の方へ逃げようとすると、なにかが腕に巻きつきだんだんレイの方へ引き寄せられていく
アン
黒くて、粘性の高い液体がついていて
触手のようなものだった
どうやら、レイの腕が触手に変わっているのだ
アン
レイ
アン
レイ
レイ
大切な食料としてね
コメント
7件
コンテスト参加ありがとうございます。 流石のプルトワールドですね!食料として、アナタは私の全てだと。そして、アンにとっても大好きな彼→全てだと。新しい感じで、面白い作品でした。 気になったのが、真実を語られている時のテキスト文ですね。一人称が、私、ではなく、アン、になっていました。ここは統一して、アン目線で書いた方が違和感ないかなぁと思いました。
「食料としてね」( ˙꒳˙ )💢騙してからの、食べる。卑怯ですねー。とても面白かったです!
ラストの「食料としてね」が、グサッときますね。