雨。(主です)
どうも。雨です。これが代表作になると思います。
雨。(主です)
それではみなさんお話の中にどうぞ−。
???
「またあおうな!」
______ああ....またか。_____
???_2
「うん!またあしたねっ」
______....どうして毎回毎回、?_____
???
「...!?、うしろ!あぶないっ」
______....早く目を覚ませ、起きろよ。...俺!_____
???_2
「...きゃっ...!?」
______...やめろ、。やめろやめろやめろやめろ!!_____
ドンッ!!!!
雨夜 依桜
「....っ...!?。」
雨夜 依桜
まただ。....また同じ夢。いつからだろう。ずっと同じ夢を見ている。
雨夜 依桜
誰かと遊びの帰りにもう1人の女の子を庇って2人とも車に轢かれる夢。
雨夜 依桜
「....ははは、2人とも轢かれて...。.....助けられてねーじゃん。」
雨夜 依桜
俺は小声で呟いた。....グダグダ考えるのはやめにしよう。
雨夜 依桜
「今日は....流石に行かないとまずいよなぁ。」
雨夜 依桜
俺はいっつも不登校気味だ。流石に入学式の次の日は行かなきゃまずいと思い学校に行くことにした。
雨夜 依桜
着替えて部屋から出て、リビングに行くと誰も居なかった。
雨夜 依桜
まぁ、当たり前か。親も朝から深夜まで働いてるからな、
雨夜 依桜
正直親とはあまり仲良くはない。朝にたまに会う時があるがお互い話さない。俺は別に親と話すことはないしな。
雨夜 依桜
「....適当にパンでも食べるか。」
雨夜 依桜
朝ごはんを食べ終えて外に出ると雲から太陽が覗いていた。
雨夜 依桜
「うぅ....外眩しいなぁ、」
雨夜 依桜
最近あったかくなって来たなぁなんて思いつつ歩いていた。
雨夜 依桜
そうすると前に学生がいた。制服から見て同じ学校の人だろう。
雨夜 依桜
あまり陽キャとは関わりたくないなぁ、...前みたいになっちゃうから
雨夜 依桜
学校へ着き、新しく持って来た靴を鞄から取り出した。そして靴を履き、廊下の方へ行こうとすると
雨夜 依桜
歩いていた時、前にいた学生が靴を鞄から取り出していた。その瞬間猫のキーホルダー、?が落ちた。
時雨 いゆな
〜♪
雨夜 依桜
...気づいてないみたいだ。俺はそれを拾い渡そうと話しかけようとするが
花咲 ゆな
「いゆなぁ〜、一緒にクラスまで行こっ♪。てかうちら同じクラスでよかったぁ。今年もよろしく〜w」
時雨 いゆな
「...びっくりしたぁ。い〜よ、行こ行こ!。wよろしく〜」
雨夜 依桜
他のクラスメイトと話し始めてしまった、流石に陽キャの話を割るほどの勇気は俺には無くて。どうしようと悩んでいると
雨夜 依桜
目の前に先生が通った。...そうだ!担任に渡せばいいんだ。
雨夜 依桜
早歩きで職員室まで向かい、先生にキーホルダーを渡した。
雨夜 依桜
...わけでは無く、先生によると
担任の先生
「せっかくだし渡したら?仲良くなれるかも知れないし」
雨夜 依桜
だそうです...いや、無理だろ、!。陽キャだし。しかも!女子...
雨夜 依桜
「...どうしよう」小声で呟いたが、やっぱり渡そうと決意し俺は教室まで歩いた。
雨夜 依桜
学校に着き、席表を確認し、席に座った。
雨夜 依桜
キーホルダーはどう渡そうか...名前すらもわかんないんだよなぁ....
花咲 ゆな
「でさ〜××がさ、めちゃくちゃやばくて!」
時雨 いゆな
「えぇ〜、前まで××のアンチじゃなかった?」
花咲 ゆな
「いやねぇ、回を重ねるごとに性格がわかって来て、あいついいやつだった、っ...思い出したぁ〜泣。あそこは泣く。まじ。」
時雨 いゆな
「w。確かにあれは誰でも泣くよー泣」
雨夜 依桜
...てか席隣だな、...!?。あとで渡せるかも。...勇気ないけど。
星宮 凛
「ゆなぁ、ちょい来て〜」
花咲 ゆな
「うん。あ、いゆなまたね〜っ!」
時雨 いゆな
「うんっ。またね」
雨夜 依桜
今、行けそう、!
雨夜 依桜
「あ、あの...」
時雨 いゆな
「ん、?」
雨夜 依桜
「これ。落ちてました。」
時雨 いゆな
「あ〜。これ!、ありがと〜」
雨夜 依桜
「ど、どういたしまして。そ、それじゃあっ」
雨夜 依桜
俺はあまり女子に慣れてないこともあって逃げようとしたら
時雨 いゆな
「ちょ〜まちっ..!」
雨夜 依桜
背中のパーカーを引っ張られた。後ろを振り向いた
雨夜 依桜
「ひょぇ...、えと、ど、どうしたんですか...?」
時雨 いゆな
「まだお礼も言えてないのに逃げようと.....え、?」
雨夜 依桜
「、?」
時雨 いゆな
「.....い、お...?」
雨夜 依桜
...どうして俺の名前を?前に会ったことがあるのか?
雨夜 依桜
いや、俺は女子に名前を覚えられるほど仲良くしたことはない、人違いか?
雨夜 依桜
「あの、俺と前に会ったことありましたっけ....?」
時雨 いゆな
「....っ....。や、やっぱなんでもない!忘れてっ」
雨夜 依桜
「...は、はい...」
時雨 いゆな
「...これも何かの縁♪名前教えてよ〜、あとタメ口外してっ。同い年だし」
雨夜 依桜
「え、えと雨空依桜でs.....だよ。」
時雨 いゆな
「うんうんっ♪私はいゆなだよっ。いゆなって言ってね!」
雨夜 依桜
「えと、..よ、よろしく....い、いゆな...?」
時雨 いゆな
「あははっ、よろしくねっ」
雨夜 依桜
「あ、あの...」
担任の先生
「はい、みんな席につけ〜」
雨夜 依桜
...タイミング悪。
雨夜 依桜
なんで俺なんかと仲良くしてくれたか聞こうとしたが担任が俺の声を遮った。まぁ、いつか聞けばいいか。
担任の先生
「早速授業始めるぞ〜。まず〇〇がこうで〜…」
雨夜 依桜
なんで話しかけてくれたんだろ、あ、陽キャが隠キャに話しかけるみたいな...?。
雨夜 依桜
でも今までの(中学の時の)陽キャは軽蔑した目で俺を見てたな...ま、あの事があったしな、あいつらと高校違くてよかった、本当に。
雨夜 依桜
...なんで俺の名前知ってたんだろ、しかもちょっと悲しそうな目だったな..
担任の先生
「それじゃあここを雨夜!」
雨夜 依桜
「は、はい。えっと〜」
雨夜 依桜
や、やばい、考え事しててなんも聞いてない、
『スッ』
雨夜 依桜
...?いゆな(女子を呼び捨てで呼ぶことに違和感...)に紙を渡された。開くと
『19%だよっ!』
雨夜 依桜
「え、えっと19%です。」
担任の先生
正解だ。そしてここが〜
『ありがと。』
雨夜 依桜
そう紙に書いて俺はいゆなに戻した。