花
…、
優斗
はーな、
チュ
花
…ん、ぅ
花
っはぁ…、
優斗
…ニッ
優斗
いい顔、
優斗
もっとキスしよ
花
まって、これ以上は…っ、
優斗
まてない
チュ…
花
ん、
ピピピピッ
花
…!
ピピピピッ
ピピピピッ
花
あれ、…朝?
花
…え?//
花
(何さっきの夢は!!///)
花
(なんで夢に日向くんが!?)
花
…っ、
花
(そういえば、夢で見るのは願望って聞いたことがある…。)
花
(願望……、)
花
(…私、)
花
どうしちゃったんだろ。…/
ガララ
優斗
…あっ、
優斗
花だー。
花
…日向くんっ、、
優斗
おはよ
花
…お、おは、よう
優斗
…?
花
(だめだ、あんな夢見たせいで日向くんの顔まともに見れないっ…)
優斗
…僕の靴気に入ったの?
花
…え、あ!
花
これは、まだお母さんに言えてなくて…、
花
ごめんね、洗って返すから!
優斗
…クスッ
花
…な、なに?
優斗
いや、なんかそういう焦ってる感じの花もそそられるなーって。
花
(そそられ…)
花
っ?!
花
日向くんの変態!
優斗
ふ、
優斗
元気みたいで良かった
花
…っ、
花
(何今の…、)
花
(不覚にも一瞬ドキッとしちゃった…)
昼休み
花
(やっとお昼、)
由香
花、お昼食べよー
花
うん、いいよ
花
ご馳走様でした
由香
やっぱり花の玉子焼きは絶品だねー!
花
ありがと、由香
蒼弥
…桜木さん、いる?
花
…蒼弥くん?
蒼弥
あ、桜木さん!
蒼弥
実は酒井先生が一緒に資料運ぶようにって。
花
あー…そっか、わかった!
花
呼びに来てくれてありがとね!
蒼弥
ううん、
蒼弥
じゃあ行こっか
花
うん!
優斗
……。
花
そういえば、
花
先日はありがとね。助けてくれて
蒼弥
…ううん、
蒼弥
というか、お礼を言われる程のものじゃないよ
花
そんな事ないよ!
花
(だって、あんなに強気に対抗しちゃったけど)
花
(内心は、…)
花
凄く怖かったからっ…、、
蒼弥
…。
花
だから、本当に助かったの。
花
感謝しきれないくらい
蒼弥
…そりゃあ助けるよ
蒼弥
…好きな人のことになると、特にね
花
(…え、)
花
(それって、)
蒼弥
桜木さん、好きです
花
…
蒼弥
…ごめん
蒼弥
迷惑なのはわかってるんだ
蒼弥
桜木さんには、付き合ってる人がいるって、知ってる
花
(…あ、)
花
(どうしよう)
花
(もしかして私、)
蒼弥
知ってるけど、やっぱり諦めきれなくて…
花
(すごく、酷いことしてる…?)
蒼弥
ほんとごめん。
花
…違うの、
蒼弥
…えっ?
花
(やっぱり、騙すのは嫌だ、)
花
あのね、
花
私と日向くんはっ、…!
花
本当に付き合ってる訳じゃないの、!
蒼弥
え、…?
優斗
…へぇ。
花
…!
花
(日向くん…!、?)
優斗
そういう事言っちゃうんだ
花
…あの、これは
優斗
…いいよ、別に
優斗
僕と花が付き合ってるの騒ぐ人も少なくなってきたしね
花
(…そうだよ、)
花
(私は元々、日向くんとは“キス”だけの関係で成り立ってただけなんじゃん)
花
(噂が静まれば、この契約も無しになる、)
花
(…嬉しいはずなのに、)
花
(…なんで)
花
(心から喜べないの、)
蒼弥
そうだったんだね、
蒼弥
じゃあ、桜木さんは僕が貰うけど、いいの?
蒼弥
兄さん…、
花
(…え、)
花
(“兄さん”…?)
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