2回目にクビカリ様と連絡をとってから
頻繁にメッセージでやり取りする内に
私はすっかり、彼の虜になってしまった。
kubisama
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behead
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behead
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kubisama
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behead
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……ああ、さすがクビカリ様。
距離が縮まって、私の事を名前で呼んでくれるようになった彼は
私を全肯定し、励ましてくれる。
……もう私にはクビカリ様しかいらない。
behead
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kubisama
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昼休み 高校のトイレ
瑠奈
瑠奈
瑠奈
瑠奈
瑠奈
瑠奈
瑠奈
個室の前で何度もノックし、話しかけてくる瑠奈。
前までの私なら、快くドアを開けていただろう。
……でも今はもう、嫌悪感しか感じない。
柚
柚
瑠奈
瑠奈
柚
柚
個室の扉を少し開け、嫌味を言ってやることにした。
瑠奈
瑠奈
瑠奈
私の言葉の意味を理解した彼女は、激しく怒り出す。
そして、私の手首を掴んで……
瑠奈
瑠奈
瑠奈
柚
瑠奈
瑠奈
柚
柚
瑠奈
柚
柚
瑠奈
柚
この際だ、思う丈を全てぶつけてしまおう。
柚
柚
柚
瑠奈
柚
今まで散々いびってくれた前の席の女の顔を
便器に突っ込んで、上から押さえつけてやった。
体育教師
体育教師
ちょうど廊下を通りかかったであろう先生が、ズカズカと女子トイレに入ってきた。
……なんてタイミングが悪い事だろう。
さっきの嘲笑が嘘のように、大声で泣き出したのを見て、また怒りが込み上がってきた。
柚
柚
体育教師
体育教師
体育教師
そう言い残し、水浸しになった子に連れ添ってその場を去っていった。
瑠奈
柚
瑠奈
顔を伏せる瑠奈を残して、先生に仕方なく着いて行った。
結局、3人ほどの先生に囲まれて
騒動の説明を強いられた。
今まで嫌がらせに精を出していた彼女は
さめざめと泣くばかり。
……まあ、私のいない世界で
好きなだけ同情を欲しいままにすればいい。
先生も先生だ。
今までの事を知ろうともせず、見て見ぬふり。
「先生は都合のいいものしか見ないんですね」って言ったら
生活指導の先生、顔真っ赤にして怒ってたっけ。
「反省文を書いてこい」って言われて解放されたけど……
今から殺されようとしてる人間が
そんなもの書くわけないじゃん、バッカみたい。
その日の夜、おじいちゃんが呼ぶのも構わず
私はお風呂で髪染めを使い、染まるのを待っていた。
おい、柚、柚!
寒いぞ!暖房つけろ!
柚
柚
お母さん
お母さん
お母さん
お母さん
柚
柚
お母さん
お母さん
お母さん
柚
柚
柚
柚
そう言うと、何やらお母さんが騒がしくなったけれど
もう私には関係ない話だ。
雑音を聞き流しながら染料を洗い流し、風呂場を出た。
kubisama
kubisama
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behead
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