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Midnight
深夜2時
一通の通知で目を覚ました
ベッドから飛び起き簡単なメイクをしタクシーで彼の家に向かう
彼からの通知が、、嬉しくて苦しく感じる、だからある1つの決断をした
結都
彼は何も言わずドアを開ける
前置きなどは無い
そこからはお互いの欲情を満たすための時間だ
体の快楽を求め、、心の痛みには気づかない振りをする
事が終わり彼はベッドで眠りについた
私たちの関係はいわゆる「セフレ」
それなのに、、
持ってはいけない感情を持ってしまった
そっと寝室を後にし、リビングでコーヒーのためのお湯を沸かす
結都
結都
結都
結都
この関係は想いを伝えると壊れてしまう
結都
何度離れようとしても離れれない
彼から通知が来る度、、、心が体が言うことを聞かなくなる
体を求め合ってる時の彼の手が優しく愛があるのだと勘違いしてしまう
セフレになって1年半
今日離れなければ
多分ずっとしがみついてしまう
結都
いつの間にか沸かしてたはずのお湯もぬるくなってきていた
空は月明かりではなく太陽が登りかけているのがカーテン越しに感じられた
別れの挨拶を、、いや、最後に顔を見るために寝室へ再び戻る
結都
ふと言葉が漏れた
結都
結都
結都
結都
結都
結都
結都
結都
私がいた事実を消すようにそっとベットから離れ
リビングに置いた荷物をとり玄関へと向かった
ドアの開けた先にある太陽が私を迎えてくれているかのように暖かい風が吹いてきた