人狼ゲーム

朝、目が覚めると、机の上に、一枚の手紙が置いてあるのを見つけた。

ここは森の中にある屋敷。 今は冬で、外には雪で出れない状態だ。

親愛なるジュリア様。 今日の正午から、人狼ゲームを始めます。 勿論、この屋敷にいる皆で。 このことは、絶対に誰にも言ってはいけませんよ。 人狼ゲームは誰も信じられなくなるところが面白いですからね。

ジュリアはもう一枚の紙も見てみる。

おめでとう。 君は狩人に選ばれたよ。 この中から一人、守りたい者を選んでね。 『ジェーン・メアリー・アレックス・ジョセフ・ご主人・アレクサー』 さあ、ジュリア。 人狼ゲームの始まりだ。 生き残ることを祈るよ。

朝の支度を済ませ、私、ジェーン、メアリーは洗濯物を干していた。

それは、ジュリアにも贈られていた手紙と同じであった。

どうやらジェーンにも送られていたようだ。

次の日

やあ、ジュリア。 残念ながら、ゲームを始める前に反則をした者がいたよ。 メアリーだ。 残念だな。 彼女にはそれなりのお仕置きが必要だね。 そうだな… これは人狼ゲーム。 彼女は狼に食べられてしまおう。 いいかい？ 君もメアリーのようになりたくなかったら、ルールを守ることだね。 さぁ、次は誰が殺されるのかな？ 楽しみだね。 ジュリア、君が殺されないことを願っているよ。

やあ、ジュリア、おはよう。 今日は、ジェーンとご主人様が殺されてしまったよ。 残るはあと4人… さあ、人狼から守りたい者を選んでね。

いい朝だね、ジュリア。 今日はジョセフが殺されたよ。 あと3人…