橋本秋
ちはるー
知春🌷
どうしたの?
橋本秋
今日も図書委員??
知春🌷
そうだよー💧
橋本秋
じゃあもう少しかかりそう?
知春🌷
そうだね…
橋本秋
昇降口で待ってる
知春🌷
え!?いいよ、そんな
橋本秋
もう暗いし!
橋本秋
ちはるが心配だから
知春🌷
秋くん…ありがとう☺️
橋本秋
待ってるね
知春🌷
夏音ちゃん!!
知春🌷
今どこ?
夏音
フツーに教室で野中待ってるけど?
知春🌷
野中くんがね、図書室で寝ちゃってて💧
知春🌷
起きないんだけど来てくれる?
夏音
まじかぁ
夏音
ごめんね、ちは
夏音
今すぐ行くから!
知春🌷
うん!
夏音
さっきはマジでごめん
夏音
野中反省してたんだけど
夏音
まだ仕事残ってる系?
知春🌷
うーうん!私も帰るところだったし大丈夫☺️
夏音
ふーん
夏音
じゃあまた明日
知春🌷
うん!
知春🌷
(本当はまだ仕事結構残っちゃってるんだよね…)
知春🌷
(もう6時半か)
知春🌷
(あと30分で終わるかな…)
バタバタバタ!
知春🌷
(!?すごい足音…もしかして秋くん?)
ガラガラ!
野中冬馬
「先輩」
野中冬馬
「その本…まだ仕事残ってるじゃないですか」
野中冬馬
「嘘つかないでください」
野中冬馬
「ていうか…寝ちゃってごめんなさい」
野中冬馬
「謝罪も兼ねて戻ってきました」
知春🌷
「なんでわかったの?」
野中冬馬
「夏音…センパイが」
知春🌷
「あー夏音ちゃんが」
知春🌷
「ごめんね、良かったのに」
野中冬馬
「ダメですよ」
野中冬馬
「もう6時半ですよ」
野中冬馬
「知春先輩みたいな可愛い人が夜に歩いてたら」
野中冬馬
「不審者が来ますよ」
知春🌷
(か、可愛い人!?)
知春🌷
「可愛いだなんてそんな!」
知春🌷
「ほ、ほら野中くんには夏音ちゃんがいるし…そんなこと言っちゃダメだよ??」
野中冬馬
「別に」
野中冬馬
「夏音センパイは彼女じゃないです」
野中冬馬
「幼なじみなだけで」
知春🌷
(夏音ちゃんのカタオモイなんだ)
野中冬馬
「どっちかというと知春先輩の方が好き」
知春🌷
「え!?何言ってるの?」
知春🌷
(本当小悪魔〜💧)
ガラガラ
橋本秋
「ちはる?まだここにいるの?」
知春🌷
(…!野中くん、なんでカウンターの中に隠れたの?)
橋本秋
「あれ?いないか」
橋本秋
「入れ違いかー」
ガラガラ
知春🌷
「野中くん、近いよ」
知春🌷
「もういいんじゃない?」
野中冬馬
「んー…知春先輩いいにおいする」
知春🌷
「やめてっ!」
ガラガラ
橋本秋
「あ、やっぱりここにいた」
橋本秋
「誰?知春、帰るよ」
知春🌷
「うん…」
野中冬馬
「待って」
知春🌷
(!!??)
知春🌷
(キスされる…)
橋本秋
「ちょ、おい!」
知春🌷
「や…」
知春🌷
(…キスのフリ…?)
知春🌷
「野中く…ん」
野中冬馬
「ちょっと、そこの先輩」
野中冬馬
「邪魔しないでください」
知春🌷
「野中くん!秋くんは私の…」
橋本秋
「俺、ちはるの彼氏なんですけど?」
野中冬馬
「へえ?」
野中冬馬
「夏音と浮気してるくせによく言うよ」
橋本秋
「は!?」
知春🌷
「か、夏音ちゃんと…?」
知春🌷
「うそ…秋くん…」
橋本秋
「ちが、違うんだよちはる」
橋本秋
「それは…あの」
橋本秋
「夏音はただの遊び相手だから!」
知春🌷
「遊び相手?それがダメなんだよ」
知春🌷
「帰って!もう別れる!」
橋本秋
「ちはる…」
橋本秋
「くそっ」
ガラガラ
知春🌷
「ぅぅぅぅ」
野中冬馬
「知春先輩」
野中冬馬
「俺フリーですよ」
野中冬馬
「さっきの続き、しちゃいます?」
知春🌷
「ダメだよ…ああいうのは好き同士じゃないと…」
野中冬馬
「堅いなぁ」
野中冬馬
「俺は好きです」
野中冬馬
「知春先輩のこと」
知春🌷
「うっ…」
知春🌷
(本当に小悪魔なんだから!)