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主
主
主
主
主
主
紅
主
主
注意 今から出てくるものは一応調べましたが、一部私の想像で書いています。 不快にさせてしまったらごめんなさい🙇♂️🙇♀️
わたしは不安症だ。
わたしの場合は夕方になると 不安になっていまう。
息が苦しくなってしまう。
手が震えて、
体が震えて、
もう、なにも考えられなくなる。
このせいで学校にはいけていない。
友達もただ1人しかいない。
ただ、
1人
〈ピーンポーンッ
〈紅〜 入るぞ〜
いつもこの時間に来てくれる わたしの唯一の友達。
幼馴染。
「よう、紅!元気か〜!」
毎回同じセリフを言い
毎回わたしのためにプリントを持ってきてくれる。
そして、 私を出来るだけ不安にさせないように夕方はいつもそばにいてくれる。
最近は彼のおかげで 少しずつではあるが改善してきた。
はずだった、、、、
次の日。
彼から連絡があった。
風邪を引いてしまった。 風邪を移すわけにはいかない だから 今日は家にいけないと、
ごめんな
と、、、。
私のことなんかいいのに、、、、
自分のことを一番に考えて欲しいのに、、、。
私のことを考えてくれている。
毎回彼は私のために色々してくれる
なのに私は何もできないの?
できる。
私だって役に立ちたい!
この想いを胸に私は一歩を踏み出した
久しぶりに外に出た。
太陽が眩しすぎて頭が痛くなってくる
でも、彼のため
私は学校へ向かった。
ガラガラガラ
ドアを開けると全員がこっちを見た。
入学してから一度も来ていない子が 初めてきたのだ。
全ての子がびっくりした表情だった。
この顔を見ると昔の記憶が フラッシュバックした。
だんだん不安になってきた。
本当に私は ここにいてはいいのだろうか?
体が動かなくなりこれ以上前には進めなくなってしまった。
「あら、紅さん。おはよう!さ、席について!みんなもね!」
先生の一言でわたしは一歩を踏み出すことができた。
学校は正直に言うと辛かった。
周りの視線も
学校の空気までもが怖がった。
でも、彼のため。
私は必死にノートを取った。
長い1日が終わった。
でも、終わると言うことは私にとって辛い時間が始まるということだ。
家に帰っても今日は1人
しかも、学校に行ったせいか いつも以上に不安になってしまった。
いつのまにか私は鞄を持ち走っていた
どこにいくのか
決まっている。
彼の家だ。
彼の家に着いた。
でも、あけていいだろうか、
迷惑ではないだろうか、、、。
不安な気持ちがわたしの心を埋め尽くしていく。
外も雨が降ってきてしまった。
いまの気持ちみたいだ、、、
私は引き返そうと後ろを向いた。
「紅?」
後ろからこれが聞こえた。
私のそばにいてくれる。
私の不安を取り除いてくれる。
そして、
私の大好きな
彼の姿があった
「紅?どうしたんだ?」
「、、、カッタ」
「?」
「会いたかったよ〜」
「え、ちょ、紅⁉︎どうしたんだ⁉︎」
チュッ
「紅⁉︎」
「だいすき」
私は彼に言った。
反省。
急に飛びついてしまった。
そして、き、き、キスを、、、//
しかも、、、。//
彼は恥ずかしそうに目を泳がせながら
「お、俺から言いたかった、、、けど、、、俺も、だ、大好き、、、だよ」
そう言ってくれた。
嬉しかったがとても恥ずかしくなった
気持ちが落ち着いてきたころ、
彼は私に聞いた。
「今日は大丈夫だった?」
まったく
毎回彼は私の心配をしてくれる。
私は今日のことを彼に教えた。
彼は泣いて喜んでくれた。
俺のためにありがとう。
頑張ってくれてありがとう。
このありがとうは 私の中のなにかを変えた
外は怖い。
でも、
彼がこんなに喜んでくれるのなら
少しずつでも
出てみよう。
不安症も
ゆっくりでもいいから治したい。
そう思えるようになった。
そして いつか2人で
いろんなところに行こうね!
𝓮𝓷𝓭
主
主
主
主
主
主
主
主
主