二次創作・夢小説
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ただ想う、君がため。
1話から読む微BLです。🎼の作品
君の言葉も届かないまま
雨が降っては蕾が実り一人いざよう
火点しの頃紅色の空
君と歩いたあの日の道も変わらないまま
掌重ねて過ごした日も
遠く深く消えて
花は咲いて枯れて朽ちるのでしょう
僕のこの思いも
届くことはなくて雨催い君の言葉も
六つの花咲いて溶けて消えゆく
薄氷の夜をいくつ超えても
きっと刹那に朧月かなわないまま
届かないまま
君の言葉に耳を澄まして
愛しい思い手に控えては風にがめくる
伝う心は花氷のよう
一度は咲いてどこかに消えてまた探して
玉響の日々をいくつ重ねて
どこか遠く消えて
詩は響き枯れて朽ちるのでしょう
僕のこの言葉も
八千代に離れてもまた寄って花を飾って
六つの花咲いて溶けて消えゆく
薄らいだ夜がいくつ空けても
ずっと霞に消えてゆく泡沫のように
忘れないように
花は咲いて枯れて朽ちるのでしょう
僕のこの思いも
何度繰り返して恋衣君が好きだよ
六つの花咲いて溶けて消えゆく
失くしても何度でもまた探そう
希う君を思って君に会いたい
キミが好きだよ