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声が消えるまで、名前を呼んで

学内で起きる“感情が音として残る”不思議な現象。
陰の雰囲気をまとった雲雀と、陽キャな奏斗は、
残響現象の調査班として行動していた。

雲雀は知らず知らず、奏斗の声を頼りに世界を感じるようになる。
しかし、守ろうと距離を取る奏斗の行動が、
二人の関係に少しずつ歪みを生み出していき――

声に隠された“本当の感情”とは？
二人の絆は、果たしてそのまま残るのか――？

もう一度アネモネの花束を

knhb

この気持ち