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この花束に想いを込めてーー

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「この花束に想いを込めて――」そんなキザな台詞、逆立ちしたって俺の口からは出てこない。離ればなれになる日、口下手な少年が手渡した黄色いひまわり。素直になれない少女が、胸に抱きしめた温もり。遠く離れた時間を繋ぎ止めたのは、毎年ベランダで咲き誇る、約束の花だった。ついに想いが重なったあの日から、二人の新しい季節が動き出す。時に甘酸っぱく、時に(メンバーのせいで)破天荒に賑やかな、不器用な二人の、どこまでも眩しい夏の物語。
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675文字

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