東の国の青薔薇王子

ある東の国に産まれた第3皇子冬弥。それはそれは純粋ちゃんで子供はキスをすれば出来ると思っている。鳥籠の中で大切に育てられた彼は行ったことのない外のセカイに興味を持っており、いつも人の目を盗み外へ出ようとしている。 そんな冬弥をある3人が取り合うってよ(他人事) 1人は、冬弥の専用護衛騎士。外国出身で勉強はおろか、運動神経も抜群で騎士の団長を務めている超人。1番冬弥のそばに居る人物だが、全く想いは伝わっていないぞ！ もう1人は、冬弥の実の従兄弟であり西の国を治めている第2皇子。少しヤンチャで生意気な性格だが、冬弥にはデレデレ。護衛騎士に敵意を抱いているため、日々マウントをとったりとられたり… 最後の1人は、黒百合を着飾る組織の1人。正体不明は不明でいくつもの仮説が生み出されている。写真で見た第3皇子が気に入り、誘拐を試みるが即護衛騎士に見つかり首を切られかけるばかり。ふーん、純粋無垢な青薔薇皇子か…おもしれー男… 愛されだけど、全部彰冬です。はい。