鬼人の旅

とある山奥の鬼だけが住まう村がありました。そこには、鬼神様が祀られており、それを代々護り続けてきた、鬼人の一族、鬼髄家。そこに生まれ落ちた元人間の亡骸からひょんな事から最強の四天王鬼人となった臆病な性格の鬼髄つばき。彼は1人の付人、大好きなじいやをじいさんと呼びつつ、このふたりが【鬼としての威厳と実力を身に付ける】まで村には帰らないと長と杯を交わす。その後のつばき達に起きる出来事とは。