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…貴女も、不老不死になってみない?
そうすれば…ずっと一緒に居られるよ。
…
…私は死ぬ運命に抗えない… ただの人間ですよ。
不老不死を前にして、 お嬢様へ向けたあの言葉――
それをまさか、 こんな形で体験するなんて。
これは、東方projectの 二次創作です。
原作と異なる設定、 キャラ崩壊を含む可能性が あります。
キャラクターの死、及び 残酷な描写を含みます。
この話は、某ゆっくり茶番劇投稿者様の 作品をノベルで変更を加えたものです。
なお、東方の沼ハマのストーリー には一切関係がありません。
以上の事に耐性がない方は、 この作品を閉じることを推奨 いたします…
レミリア
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
…一緒ですから。
レミリア
…この時にはもう既に…
私の身体に、小さな異変があった。
さ…………や………くや…………
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
この異変が始まったのは、今から… 一ヶ月程前だろうか… 私は時折、意識が飛ぶようになった。 時間にして言えば、1秒か、2秒か… その程度だろう。
だが、確実に意識が飛んでいるのだ。
レミリア
咲夜
レミリア
レミリア
咲夜
…始めは疲れが溜まっている…そう 思ってた。少し休めば良くなるって…
しかし、そこから一週間ほどの時間が 経ったある日。
その異変は、明確に私を襲った。
一週間前…
咲夜
咲夜
???
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
咲夜
美鈴
…気づけばいつも、私は… その''世界''にいた。
光と私以外、何も無い。 そんな真っ白な、''世界''。
ここには地面が有るのかと思ったが、 幸いにも、地面はあった。 私は…いつもそこに立っていた。
…少しすると、彼女はやってくる。
???
スカッ…
???
現実世界の私に、その記憶はない。
ただ、この''世界''で起きた出来事も… 全て、紛れもない事実である。
永琳
永琳
レミリア
永琳
レミリア
永琳
永琳
咲夜
永琳
もう、長くないわね。
…月の頭脳が言っていることが、 私には、理解出来なかった。
…したく、なかった。
咲夜が…長くない…?
…そんなの…って…
???
???
咲夜
???
小町
咲夜
小町
小町
パチンッ…
この世界に、私のナイフは無くて、 正直焦った。
でも、刃物なら、そこにあったから…
小町
…生を預かったものは皆、 千差万別の長さをもった、 『寿命』 を授かる。
永琳
永琳
レミリア
永琳
美鈴
美鈴
永琳
永琳
レミリア
永琳
永琳
永琳
永琳
永琳
咲夜
永琳
咲夜
咲夜
咲夜
咲夜
咲夜
レミリア
咲夜
咲夜
咲夜
レミリア
咲夜
咲夜
美鈴
レミリア
美鈴
永琳
永琳
鈴仙
てゐ
永琳
永琳
鈴仙
てゐ
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
永琳
レミリア
レミリア
レミリア
レミリア
永琳
永琳
また、ここへ来てしまった。
今度は、縛られていない。
小町
小町
咲夜
咲夜
小町
咲夜
小町
咲夜
時間を止めて、ひたすら走った。
そして彼女が見えなくなったら、 時を動かす。
そうすれば…いつも通り、元の世界に…
咲夜
小町
咲夜
小町
小町
小町
咲夜
小町
小町
小町
咲夜
咲夜
小町
小町
小町
小町
咲夜
小町
小町
小町
レミリア
永琳
永琳
レミリア
レミリア
レミリア
永琳
永琳
小町
咲夜
小町
小町
小町
咲夜
小町
小町
小町
美鈴
美鈴
咲夜
小町
小町
美鈴
美鈴
美鈴
小町
小町
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
小町
美鈴
小町
小町
咲夜
咲夜
美鈴
美鈴
小町
小町
小町
小町
美鈴
小町
美鈴
咲夜
咲夜
小町
…私、十六夜咲夜は。
…十六夜、咲夜は…
…幸せ……でした。
小町
永琳
レミリア
永琳
永琳
レミリア
永琳
永琳
レミリア
レミリア
永琳
永琳
私の首に、鎌が振り下ろされる…
咲夜
咲夜
はずなのに…?
咲夜
小町
小町
美鈴
咲夜
美鈴
小町
小町
お前の寿命が、無くなっているんだな。
ザクッ!!
美鈴
咲夜
小町
美鈴
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
美鈴
あ
な
た
の
な
か
で
い
き
る
だ
け
。
咲夜
咲夜
咲夜
うわあぁぁぁん!!
…その涙が、止まることはなかった。 永遠と思える程の時間、私は泣いた。
泣いて、泣いて…泣きまくった。 それでも…涙は止まることを知らない。
咲夜
………く……や…………
咲夜
さ……………や………
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
レミリア
咲夜
咲夜
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
咲夜
咲夜
レミリア
レミリア
咲夜
レミリア
レミリア
咲夜
永琳
永琳
時は遡り…
永琳
レミリア
永琳
レミリア
美鈴
永琳
レミリア
レミリア
美鈴
美鈴
レミリア
美鈴
レミリア
美鈴
美鈴
レミリア
レミリア
美鈴
美鈴
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
レミリア
…ここ、紅魔館での生活で…
貴女の寝顔を見なくなって、何度目か の冬が終わろうとしています。
咲夜
貴女がいなくなってから、 数年が経ちました。
咲夜
???
咲夜
美鈴
咲夜
私は幻でも見ているのかと そう思った。
…実際は、合っているようで… 違うようで…分からなかった。
咲夜
美鈴
咲夜
咲夜
美鈴
咲夜
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
咲夜
美鈴
美鈴
咲夜
咲夜
美鈴
咲夜
咲夜
咲夜
美鈴
咲夜
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
咲夜
美鈴
美鈴
美鈴
美鈴
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
美鈴
美鈴
咲夜
美鈴
…そう言って美鈴は…
明るい光に包まれ、やがて、 消えてしまっていた。
ただ…不思議とそこに、悲しみはなく…
嬉しさが…あった…
レミリア
咲夜
レミリア
レミリア
咲夜
レミリア
咲夜
レミリア
レミリア
『…そんな事、ないですよ。』
そう、聞こえた気がした。
後ろを振り返った。
でも、誰もいない。
ここには、私と咲夜を除いて…
…咲夜…を…?
レミリア
そこには…貴女の姿が…
レミリア
美鈴…?
レミリア
美鈴…?
レミリア
咲夜
レミリア
そう…咲夜が美鈴に見えてしまった。
…美鈴のイタズラかしら…?
まったく…美鈴ったら… 泣いてしまうじゃないか…
…美鈴…
レミリア
レミリア
小町
小町
あちらで2人が話している。 くそ…幸せそうな顔しやがって… 紅美鈴…
小町
小町
小町
小町
小町
…紅美鈴。私の負けだよ。完敗さ…
小町
小町
…また、会おう。次は負けない。
全てにおいて、勝ってやる。
小町
小町
…ありがとう。紅美鈴。
お前さんに、敬意を示すよ。
小町
あたいには何故か、満足感があった。 …何故、満足感があるのだろう…?
小町
小町
咲夜
レミリア
レミリア
レミリア
咲夜
咲夜
咲夜
レミリア
美鈴…ありがとう…
私…頑張って生きるから… 応援してね…!
『頑張って下さい、咲夜さん。』
…そう、聞こえた。
聞き間違えなんかでも、 空耳でも、ない。
確かに、聞こえた。
…美鈴…
私…頑張る!
貴女の分まで…
…頑張って生きてみせる!
…
''またね''…美鈴…!
…離さないで…ぎゅっと…
そう…思いっきり…さ…?
…貴女の腕の中に…いたいの…
2人で…おでこを、合わせながら…
…
…もう、二度と会えないことを… 貴女は知っていたのね…?
嫌だ…離さないで…抱きしめて…
…私は……
…貴女が、好き。でも…貴女は……
…もう一度だって…笑ってくれないの…?
…
さあ…
貴女の温もりが…消えてしまう前に…
…強く…抱きしめてよ…
………
…そう、ぎゅっと…抱きしめて……
…貴女と紡いだ日々は、忘れない。
…絶対に…忘れないから…!!
咲夜
咲夜
私は、毎朝そう言って… 1日が始まる。
そうしたら…美鈴が見守ってくれる ような気がするから。
咲夜
…何気ない日常を、頑張る。 いつも、張り切り過ぎかな? でも…貴女がくれた…この命を… 私は噛み締めて、生きて行きます。
だって…貴女は…
…私の中で、生きているから…!
〜貴女の中で、生きるだけ〜 Fin...
ここまで見て下さり、 ありがとうございました。
次も単発編出すかも知れないので…
これからも東方の沼ハマを、 よろしくお願いします。 それでは…失礼。