私は引っ越した

新しい出会いなんてなかった

殴られ罵られるのみだった

小学校からずぅっと、

中学生なのにね笑

その日は初めてみんなのいる前で沢山嫌なことをされた

今日は先生が助けてくれるかも

そんな希望を抱いても無駄だった

先生は私を哀れみの目で見るだけ

助けてよ...

話しかけてくれたのは....

バタンっ

眠る前に聴いたのは自分の体が倒れた音だった

見慣れない天井

ここはどこなのだろうか？

私は何をしていたのだろうか？

そんな疑問が浮かび上がった

全部思い出した

しばらくの沈黙

何か話そうとしても切り出せない

そうすると保健室？の扉がガラッと開いた

そう心配した目をしながら私のほっぺを挟む彼

名前を萩原研二というらしい

そうにかっと笑う萩原君

緊迫した雰囲気、、さっきとは違う

うぅ、、言えるわけない、、誤魔化そう

我ながら演技下手すぎる....

おっ、これは...いける、？！

バレてるよなぁ泣

これで突っ切るしかないよ！！

バタっ

その音と共に私はベットへ押し倒された

そう可笑しそうに笑う萩原君

そう言い私の口を塞ぐ松田君

パッと手を離す

ガラッ