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stxxx様を題材とした連載です。
🩵さん貧乏表現、身体弱表現あり
🩷🩵連載中どこかで恋人になる表現あり
以上のことが許せる方は、本編をご覧下さい
青
僕は俗に言う貧乏人。
食べ物を買うお金も持っておらず、基本、お金を持っている人が捨てた残飯を食べている。
もちろん、必ずしも捨てられている訳ではなく、時には何も食べないこともある。
職につこうとも、清潔感のないこんな俺を採用する人なんか居ないであろう。
残ってるのはお金を持っていた頃に染めた明るい髪。
でも染めたのは昔、もう色落ちしてきて白っぽくなっている。
髪は伸ばしっぱなしで、きっと虫が湧いているのだろう。
でもそれを確認することも出来ない。
?
突然通りすがりの若者が声をかけてきた。
きっとこんな清潔感皆無な僕を見て、からかってきているのだろう。
青
こういう人には変な人を演じれば勝手に帰る。
いつもそう。
?
青
突然家に誘われた。
こんな僕に何を思って言ってるんだ。
?
?
こんな事初めてだ。
褒められることなど、なかった。
?
?
青
いい人そうではある。
こんな僕にでも心配してくれる人。
今までになかったいい人。
?
?
そう微笑む彼に、僕は不思議な気持ちになった。
胸が締め付けられる様な、そんな感じ。
?
青
少し悩んだ。
いい人とはいえ、赤の他人。
家行って無事かは保証が持てない。
青
?
彼はどこか寂しそうで。
申し訳ない気持ちになった。
青
?
?
青
?
青
毎日、彼がここに来る?
..嬉しいかもしれない。
こんな僕でも毎日会える人がいるのか。
?
なんで
なんでそんなに寂しい顔をするんだ。
嫌じゃない
嫌じゃないと言いたい
なのに
なんで声が出ないんだろう。
青
彼は心配をしてくれてるのに。
僕は声をもださず、必死に首を振ることしかできない。
?
青
やっと笑えた。
誰かに対して笑うのは、久しぶりだった。
そこで彼は帰って行った。
..いつか
いつか彼の家に行ってみたいな。
暖かい家に行きたい。
彼みたいな、暖かい家に。
青
僕は小さい頃から体が弱かった。
学校にも家にも行かず、基本病室での暮らし。
ご飯も味が薄く、体に良いものばかりでお腹にたまらない。
そんな日常が一変する出来事があった。
医者
その時は突然だった。
突然医者に呼ばれ、
医者
青
僕の病気が治ると言われた。
小さい頃から僕の病気は治らないと告げられていた。
最初は僕も信じられなかったが、日々過ごし、ようやく受止め切れた。
そんな病気がやっと治る?
嘘か夢か現実か。
どれなのだろう。
青
青
医者
青
医者
突然医者の顔は深刻そうになる。
医者
青
医者
手術..お腹にメス入れたりするあれ。
喜ぶべきなのか。
でもどこか怖い、失敗して死ぬのでは?
死んで、この世界からおさらばしても..
そんなことまで考えてしまう。
いっその事手術の前に死んでやりたい。
勉強もまともに出来ていないのに。
それなのにこの先ちゃんと生きていけるのか。
心配になった。
医者
青
声が出なかった。
そこから、口数が減っていった。
青
手術当日
僕は前日からご飯を抜いていて、お腹がとても減っている。
緊張はしてても、空腹感は免れなかった。
医者
青
青
手術室..この言葉を聞くだけで一気に食欲も無くなった。
もう始まってしまうのかと、そんな気持ち
この場に緊張が走る。
気付いたら親もいた。
親は歯を噛み締め、俯いている。
医者
青
もう移動。
手術と告げられた時は不安は多少あったものの、嬉しかった。
だけど今はそんな気持ちひとつも無い。
とにかく怖い。
でも時間は過ぎるもので、
ぴっ..ぴっ..ぴっ..
青
気付いたら手術が終わっていた。
規則正しい機械音
目が開かない。
まだ麻酔が残ってるのなのか。
それとも、まだ緊張がほぐれていないのか。
でも、遂に手術が終わった。
長い病室暮らしが終わった。
やっとだ。
これで僕も
"しあわせ"
になれたらいいな。
青
手術後の入院を終え、初めて家に来た。
多分..いや、絶対来たことはあるだろうけど、
そんなの物心付いていない頃、どこもかしこも見た事ない。
親
青
親に呼ばれた。
心做しか久しぶりに感じた。
親
青
お金
お金が無い?
そんなまさか
僕の家はお金沢山あったはず。
..一旦冷静になろう。
青
周りを見た感じ、少し薄汚れてる?
まあ、別に変なことでは無い。
親
青
親
親
青
親
青
青
親
いいのって..
僕のせいで生活が苦しいのに..
なんで自分を犠牲にするの。
僕が良くないよ
いいのは僕じゃないはずだよ..
青
親
親
青
なぜか否定の言葉が詰まる。
僕が悪い
悪いはずなのに、なんで声が出ない。
悔しい
悔しいよ
親
青
これだけ?
どういうことなんだ。
これだけってなんだよ..
それじゃまるで、他の事は忘れろみたいじゃんか。
親
親
青
青
僕は病室の事はあまり思い出したくないけど..
こっからでも沢山思い出作りたい。
僕だけなのかな、..
親
そう渡されたのは分厚い封筒。
青
親
親
親
青
青
親
親
なんで僕だけ..
ずっとこれじゃん。
いつも僕は甘やかされてきた。
青
青
親
親
親
親
青
僕のためか..
できるかな、僕に。
ざーっ..ざっー..
青
ごめんなさい
遠くにも行けなくて、職にもつけなかった。
面接..学校に通ってない僕には無理だった。
勉強はしていたとしても学歴が..とかね。
もう100万円も底をつきそう。
もう僕はこのまま..
..お母さんは幸せかな。
僕は不幸せだね。
この人生、ずーーっと。
なに、障害者?
頭は良くても学歴が..ねえ笑
少しでも見出しだ身整えてから来いよ、汚ねえ。
甘やかされてきたガキはこれだから..
こういう奴はどうせマザコンだろ。
水に滴るいい男てきな?笑
なんも良くねえよ、ちゃんと乾かしてから来い。
親の顔が見てみたいわ笑
青
?
?
重たい🥺
あれえ、こんなはずじゃ🤔
青推しさんすみません🙇♀️⤵︎ ︎
こういう系書いてみたかった💦
元々は短めに簡単なやつ書くかーって思って始めたはずが、
気付いたら長く、重たいのになっていた..
とりあえず、ここまで見てくれた皆様
タップお疲れ様です🍵
では終わります!
ばばい
# comment 改めてタップお疲れ様です! ノリで新連載2つ始めてしまった😇 はたして完結するのかって話ですね笑 どんだけ遅くなってもなにかないかぎりは完結させます👍笑 それとなんですが、口調、変なとこあったり、呼び方など、知らない事が多々あるので、間違えていたら教えて欲しいです😊 ↑詳しくは『必読部屋』の方で話してますのでご覧下さい🫴