テラーノベル
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welcome to my story
茈
もうすぐ24時を回るのに、
彼氏はいつまで経っても帰ってきてくれない。
ひとりぼっち、静かなリビングで、
蹲りながら、じっと帰りを待つだけ。
瑞
茈
瑞
瑞
茈
最近の言動が、どうも俺に冷めてるようにしか聞こえなくて、見えなくて。
...もう終わりにした方がいいかな、
なんて気持ちも、もう半年は引きずってる。
茈
瑞
茈
瑞
茈
尽きた愛想を無様に求め続けて、
もうとっくの昔にそんなものないって分かってるのに、
まだ、まだ少しぐらい、って、
変な関係を引き延ばしてる。
茈
茈
寝室も一緒にはしてくれなかったし、
いってきます も おかえり も ただいま も、
ましてや おはよう のひとつだって、今はもう交わさない。
茈
分かってる。
俺が好きなだけじゃ、望んだ関係にはならない。
こさめはきっともう、俺以外に好きな人がいて、
いつもその人のところにいるんだ。
......、もう、潮時なんだろうか。
茈
朝、リビングは静かに時を刻む。
誰かがいた形跡、もう仕事に行ったのだろう。
茈
諦めてしまおう。
そうすればきっと、俺だって、...
茈
置き手紙と合鍵だけ置いて、
荷物を詰めたリュックを背負う。
お気に入りのくまのぬいぐるみも、
もう、穢れた思い出に染まってしまったから。
茈
優しくゴミ箱の中に入れて、
靴を履いて、玄関の扉を開いた。
茈
久しぶりに出た外は、ネオンに染まって明るくて。
がやがやと喧騒の響く感じが、少し懐かしく思えた。
瑞
茈
瑞
瑞
茈
瑞
瑞
茈
瑞
茈
茈
瑞
瑞
瑞
茈
諦めるって決めたのは俺なのに。
諦めきれないのも俺だ。
気持ち悪い。
赫
茈
赫
赫
茈
赫
赫
茈
赫
なんだこの人...不思議な人。
赫
茈
赫
茈
赫
茈
そういえば、こさめは酒が好きだったな...
...ダメだ、そんなこと考えちゃ。
諦めきらなきゃ、だめだ。
茈
赫
...ぁ、やばぃ、
飲みすぎたかも...
あたま、まわらんくなってきた...
赫
赫
茈
ねむぃ...
茈
どこ、ここ...
あたまいたい、...
赫
赫
茈
赫
茈
もしかして、そういう...?
最悪、運ないな...
赫
茈
どうしよ、
赫
赫
茈
瑞
茈
赫
赫
茈
赫
茈
赫
誰でもいいから、
この冷え切った心を...温めて欲しかった。
もしかしたら、酔いが覚め切ってなかったのかもしれない。
赫
茈
元カレのこと思い出したなんて、
言えない。
赫
赫
赫
茈
赫
茈
赫
赫
茈
あったかい、...
この人になら、委ねても...
赫
赫
茈
赫
赫
茈
赫
赫
茈
正直、何が正解か分からなかった。
ここで彼と付き合うことが、
俺にとって幸せなのかが定かじゃなかったから。
赫
赫
茈
体が火照って暑いのは、
酔いが覚めきっていないのか、
なにか特別なものなのか、
考えるのも面倒だった。
茈
赫
茈
赫
茈
赫
赫
茈
fin
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