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なにか

1 - 何かがおかしい【未完成】

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2020年03月10日

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誰か起きているだろうか

長男

起きているよ

准教授

私もまだ寝てはいません

スイプリ

僕も起きてるよ〜!

フェアリー

僕もいるよ!
一松兄さん、どうしたの?

そ、その……

長男

僕はまだ寝るつもりは無いからゆっくり話しなよ

ありがとう、、

スイプリ

一松兄さんの言葉が詰まるなんて珍しいんじゃない?

フェアリー

そうかも!

いや、やっぱりやめておこう。
時間を取らせてしまってすまない…

准教授

私は構いませんが、、一松はそれで大丈夫なんでしょうか?

あ、ああ…

お肉

お前らこんな夜中に何話してんだよ。普通に通知がうるせぇよ

長男

一松が何か相談した気だったから話を聞いていたんだよ

スイプリ

そうそう!

フェアリー

カラ松兄さんもまだ起きてたんだね!

お肉

あ、ああ

長男

カラ松は何をしていたの?

お肉

あ?何だっていいだろ

スイプリ

気になる〜!

フェアリー

カラ松兄さんって普段何してるのか僕達知らないし!

准教授

この際に知っておくのもいいんじゃないですか?

お肉

別に見せもんじゃねぇし…

長男

まぁまぁそう言わずに、さ!
普段からあまり口を開かないカラ松に興味があるんだよ!

お肉

そうか…

フェアリー

じゃあ、、今カラ松兄さんは何をしてますか!

お肉

何って…お前らと話してるだろ

スイプリ

えぇ〜!それ以外〜!

お肉

…………

准教授

どうしました?

フェアリー

カラ松兄さん…?

お肉

明日朝早いしもう寝るわ

長男

あれ?カラ松明日お仕事だったっけ?

准教授

明日は全員オフだった気がしますよ

お肉

まぁ、用事があるんだよ

フェアリー

カラ松兄さんの用事ってなぁに?

お肉

これこそ何だっていいだろ

スイプリ

えぇー!!

お肉

まぁとにかく寝るから!
じゃ、おやすみ

長男

仕方ないよ…
おやすみ、カラ松

准教授

おやすみなさい、カラ松兄さん

スイプリ

カラ松兄さん!おやすみ!

フェアリー

カラ松兄さん、おやすみなさい!

数時間後

だ、だれか…

フェアリー

一松兄さん…?

長男

一松?どうしたの?
眠れない

い、いや……その…

そ、の……俺の隣の部屋、カラ松兄さんだろう…?

長男

そうだね。

その、カラ松兄さんの部屋の方から…何か掘る音が聞こえるんだ………

フェアリー

えっ……!?

その音が大きくなったり小さくなったり、その時で大きさが違くて、、

長男

准教授

それは一体…

ヒッ!

スイプリ

い、いいいいい、一松兄さん!?

長男

掘る、っていうのは…何を掘っている音か分かるかい?

フェアリー

だ、れか!一緒に居ようよ!僕もう怖くて1人は嫌だよ!

スイプリ

皆で一松兄さんの部屋に集まるっていうのは、どうかな?

准教授

いいですね。
それなら音も確認できますし、みんな一緒にいれますね

長男

なら、一松の部屋にみんな集まろう!

すまない、、助かる…

カラ松以外が一松の部屋に集まる

皆、ありがとう…

長男

大丈夫!
困っている弟の為さ

フェアリー

僕だって1人だったら駄目だったかもしれないから…

スイプリ

これなら何があっても安心だね!

准教授

そうですね……

皆の話を他所にカラ松の部屋の方を見つめるチョロ松

ち、チョロ松…兄さん……

長男

チョロ松?

准教授

一松、カラ松兄さんの部屋はこちら側でしたよね?

あ、ああ…
それが…どうか、したの…か?

准教授

皆さんは何も思わないのですか?

スイプリ

…………え?

フェアリー

なっ、なに…?
怖いよ…チョロ松兄さん……

皆が口々に何も思わない様子で不思議がる

准教授

よく思い出してください。
一松の部屋は、この屋敷の端に位置しています。

長男

そうだね…?

准教授

隣はカラ松兄さんの部屋

スイプリ

う、ん…

准教授

皆さんがこの部屋に来るには、必ずカラ松兄さんの部屋の前を通らなくてはならない。

フェアリー

位置的に、そうだね…?

准教授

一松は頻りに、「カラ松兄さんの部屋から音がする」と言っていました。

ああ……。何かを掘るような…削るような音がしていた。

准教授

私達がこの部屋へ向かっている途中でも一松からの通知はありました。

怖かったんだ…

准教授

私達が向かっている中でも音がしていたのなら、私達にはその音が何故聞こえないのでしょう?

長男

……えっ?

准教授

ここに来るには、必ずカラ松兄さんの部屋の前を通る。
私達がカラ松兄さんの部屋の前を通っている時に音は聴こえましたか?

フェアリー

怖くてそれどころじゃなかったよ…

スイプリ

で、でも!
僕はすごく気になったからカラ松兄さんの部屋の前で止まってみたんだ。……音は聴こえなかったよ…

えっ…………

長男

チョロ松…は……一松を疑っているの?

准教授

そんな!疑ってなんて!

で、でも……疑っているような…言い方だっただろう…

准教授

ちっ!違うんです!

スイプリ

チョロ松兄さんは…

フェアリー

何か知っているの?

長男

チョロ松……?

准教授

何も知りません!ただ疑問に思っただけで…

…………

准教授

信じてくださいよ!

長男

普段のチョロ松は、あんな深みのある言い方しないじゃない

准教授

…なっ、!
おそ松兄さんも私を疑うんです!?

長男

チョロ松落ち着いて!そうじゃないんだ!

疑っているのはチョロ松兄さんの方じゃないか…

准教授

……!!

フェアリー

ちょ、ちょっと!
こんなところで喧嘩しないでよ…

長男

落ち着いてチョロ松!
一松も…みんな冷静になろうよ

准教授

…っ、

俺は最初から落ち着いている。奴ら並に意味わからないことを言い出したのはチョロ松兄さんじゃないか…

准教授

貴方はそうやって…!

疑われヤケになったチョロ松が勢いのまま部屋を出ていく

長男

チョロ松!

スイプリ

チョロ松兄さん!!

フェアリー

チョロ松兄さん…!

チョロ松が部屋を出たと同時くらいに一松は耳を抑え蹲る

長男

一松!?

弟の異変にすぐに気付いたおそ松は一松に駆け寄る

ま、った……あの『音』がッ…!!

長男

音…………??
皆は、聴こえる……?

フェアリー

僕は……聞こえ、ない……

トド松は怯えながら首を振る

スイプリ

っ…………!

十四松は一松同様耳を抑え蹲る

長男

十四松……?
十四松は聞こえるの……?

スイプリ

皆はッ……聴こえない、の?
チョロ松、兄さんの…………悲鳴が…っ、こんなに…響いているのに…!

骨を、折るっ、音が……!
やめろ、、やめてくれ…!

長男

え……?

フェアリー

チョロ松兄さんの悲鳴…?
骨を折る、音……?

『音』が聞こえる2人はそれぞれ別の音が聴こえていて、 聴こえないふたりは嫌がる2人を宥めることしか出来ない

十四松は先程出て行ってしまったチョロ松の悲鳴が聞こえるという。 だがその音は十四松にしか聞こえない。

一松は隣の部屋、カラ松の部屋から骨を折る音が聞こえるという。 だがこちらも一松にしか聞こえない。

ここで聞こえないおそ松とトド松はある考えが浮かぶ

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