青
僕のお兄ちゃん
警察だから
警察だから
赤
警察…?笑
赤
冗談言わないで、
青
冗談じゃない、
ほら!家行くよ
ほら!家行くよ
赤
は?信じれるわけないでしょ…
赤
誘拐?
赤
家にお金なんてありませんから。
青
違う、違う笑
青
まじだから!
青
ね?
赤
……犯罪ですよ
赤
どんな事があっても、
赤
俺が家に行きたいと言っても
赤
家に入れることはダメですから。
青
でも、警察が保護するって言えばいいしな…
赤
…そんなことより、
今何時ですか
今何時ですか
青
ん?
17時
17時
赤
へッ、
すみません
すみません
赤
もう帰ります、
17時と聞いた赤くんは、 震えて話す
青
え、まだ17時じゃ、
赤
もう17時なんですッ
赤
じゃあ、行きます
母
あ、居た、
赤
ぇ、
赤
お、お母さん 笑
赤
どうしたの…?
震えて、今にも泣きそうで、 これがお母さん…ね
母
門限10分もすぎて…
母
ほら、帰るよ
赤
わかった、
青
すみません
母
なんです?
忙しいんで
忙しいんで
母
話なら後でで、お願いします
青
あの、虐待されてますよね?
赤
は、
母
あんた、話したわけ?!!!
赤
ごめんなさい…
青
てことで、警察呼びますから
母
は?良いでしょ?
母
自分の物なんだから、
何しようと勝手でしょ?笑
何しようと勝手でしょ?笑
この人は、何も分かっていない
毒親なだけあって、自分がどれだけ酷いことをしたのか。
犯罪を犯していること、を理解してない
青
物?
母
そうよ?
こんなの物でしょ
こんなの物でしょ
青
あのですね、?
ものでは無く、
ものでは無く、
青
れっきとした、人です。
赤
…、
青
虐待は、犯罪。
もう、警察来ますよ
もう、警察来ますよ
青
あ、!紫にぃ~!!!
紫
もう!いきなり保護したい子が居るって
紫
言うから、……笑
紫
で、お母さんは、どちらに?
母
私だけど。
紫
虐待していたのは事実ですか?
母
そう笑
紫
、なんで笑ってるんです?
母
いやさ?もう生成したわ、
母
こんな子要らなかったから笑
紫
証拠も掴みましたね
紫
話はこちらで進めますので、
警察が追加でくるので、
警察が追加でくるので、
警察
この方ですね?
紫
はい!
警察
手を後ろにしろ
母
は?手錠?離しなさいよ!
警察
大人しくしろ、!
紫
よし、保護おーけになったよ!
青
やったー!
紫
あ、色々聞かなきゃだね!
紫
あっちのベンチに移動しよう!
紫
まず、名前は?
赤
城崎 赤 です
紫
障害とかもってる、?
赤
色盲の赤色盲だけです
紫
家族構成は?
赤
母と、二人暮しです
赤
父は、逃げて居ません
赤
おじいちゃん、おばあちゃんも
赤
居ません
赤
親戚にも見放されて居ません
赤
簡単に言うと、母と俺だけですね。
紫
ありがとう。最後に聞きたいんだけど
紫
孤児院と、俺に引き取られるの、どっちがいいかな
赤
、
正直、孤児院なんて嫌。 でも、引き取られるのも怖い
紫
俺に弟が、青合わせて
紫
4人いるんだよね。
紫
ちなみに、保護できることになった時
紫
その事言ったら、弟欲しいなぁって、
紫
楽しみにしてたよ?ニコッ
赤
、!
赤
、お願いします
紫
うん!
よろしくねニコ
よろしくねニコ
俺がなんで、保護されるという選択を選んだなんて知らないけど
俺が、来るということに楽しみと思ってくれていた事に、 惹かれたのだろうね
紫
ただいま~
ダダダダダダ
紫
なにこれ、足音?
赤
?
桃
弟よ!来たのか!
黄
うわあああ!ついに僕にも弟が…
橙
黄ちゃん最近怖いから嬉しいわぁ~
黄
は?
橙
いえ、何にもありませんよ
赤
……
人と接したのが久々すぎて対応が分からない…
紫
こら!困ってるでしょ笑
紫
赤くん!リビングで、話そう(๑•̀ㅂ•́)و✧
赤
!、(この人好き()
黄
何歳ですか?
赤
15です
橙
てことは、黄の一個下やな!
黄
やったやった!
桃
部屋どうするん?
紫
あー、ひとつ余ってたよね
紫
もう、19時だし、ご飯つくるね
桃
おう!
あ!自己紹介してない
あ!自己紹介してない
黄
そっか、忘れてましたね…
見る限り、皆さん学生、? 紫さんも、高校生に見えるけど、大人だったし…
黄さん以外、大人な可能性もある…
桃
じゃあ、俺から
桃
苺宮 桃
次男で、23
次男で、23
桃
医者だよ~
い、医者???? 警察と医者ってもう…
青
僕は、青
言った気がするけど、…
言った気がするけど、…
青
まあ、僕は
精神科で
精神科で
青
三男の、22
なにこの兄弟…
橙
俺は橙!
4男で、21
4男で、21
橙
動物病院の獣医やで!
天才しか居ないんだなぁ
黄
僕は黄です!
16です!
16です!
黄
赤!仲良くしましょう!(๑•̀ㅂ•́)و✧
めっちゃ、ニコニコ…… 明るい 笑
青
あ、それと! 桃くんと僕で
青
お話したいことがあるんだけど……
青
着いてきてもらってもいい?
黄
え、なんで!
僕もお話したいのに!
僕もお話したいのに!
桃
大事なお話だからね?
黄
え~…
じゃあ。早く帰ってきてください!
じゃあ。早く帰ってきてください!
青
分かったから笑
やむ
GWだから、朝に書いた🥺
やむ
切り方下手くそすぎてわら
青
赤くんいきなりごめんね?
赤
、いえ大丈夫です。
赤
で、何の話ですか
青
その傷
赤
……さっき話しましたよ
青
まだ、切ってるの?
赤
、
赤
だめなんですか?
青
ごめんだけどね。
青
赤くん、このままだと、死ぬよ?
赤
…ッ切ってません
赤
もう切ってないです
青
じゃあなんで、出血してるの
青
ハンカチで隠してるみたいだけど
青
ずっと切ってないなら、血。
青
出ないよね?
赤
…なんで
赤
なんで、分かるの。、ッ
青
桃くんちょっと、
青
治療してあげて
赤
大丈夫ですから。
赤
自分で出来ます
桃
大丈夫。任せて
桃
呼ばれた意味ないでしょ笑
赤
、ありがとうございます
青
もう1回聞くよ?
まだ切ってるの?
まだ切ってるの?
赤
切ってます、
青
ありがとう ニコッ
青
申しわけないけれど、
傷つけるのやめよう
傷つけるのやめよう
赤
……
青
本当に危険なの、
赤
、分かってますよ
赤
あと少しで倒れることくらい
赤
というか、倒れるために切ってるんだもの
青
つまり、
赤
、死のうと思ってたの ニコ
その言葉を聞いて、僕は驚かなかった
親に要らないと言われ、助けてと言う相手もいなくて
相談相手も、愛してくれる人も、助けてくれる人も、 誰もいなくて。
それで、死にたいって思わない人なんて居るのだろうか。
桃
、本当に死にたい?
赤
はい。
もう飽きたんだもん。
もう飽きたんだもん。
桃
好きなこととかないの?
赤
…ないよ
赤
自由なんてないんだから、あるわけないでしょ
桃
治療完了 ニコッ
赤
包帯ぐるぐる…
紫
お話終わりー?
桃
終わりかな?
青
終わりでいいか。
青
終わったよー!
紫
もうご飯だからね!
桃
赤 行こ!
赤
( ご飯… )