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桔平
時計の短針は、いつの間にかやや右に傾いて、日付が変わった事を暗に示していた。
桔平
桔平
桔平
スマートフォンの画面とにらめっこを続けて、何時間が経っただろう。 それは最早、本人ですら分からない。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
深夜のおかしなテンションのまま、桔平は自らのアカウント名、桔花で検索をかける。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
そうは言うものの、桔平の目になりすましの情報は何も映らない。
バカにされているような気分になった桔平は、両肘(ひょうひじ)を机の上にドンと乗せた。
ビリビリと走る痛みが、深夜で疲弊(ひへい)した桔平の心に、雷のような激しい怒りをもたらす。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
ふと、桔平の手が止まる。
その画面に表示されていたのは、なんと……
桔平
桔平
桔平
『桔花さんの部屋』と題された、フォロワー限定公開の投稿だった。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
そうは言うが、桔平の指は止まらない。
彼は無感情に、ゔぃあらっとと自分のなりすましが、チャット内で運命的な出会いを果たすのを眺めていた。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
意気込む桔平に追い風が吹いたのは、まさにこの時だった。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
ゔぃあらっとが投稿したそれに、桔平は思わず、スマートフォンに顔を近づけた。
ゔぃあらっと
この言葉から始まった、ゔぃあらっとの投稿。
それは、『Kさん』という人物に対する、ある疑問を垂れ流したものだった。
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
ゔぃあらっと
桔平は、投稿を読み終わってしばらくの間、ただただ言葉を失っていた。
この『Kさん』という人物は、どう見たって桔花の事だ。
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
桔平
そう決意した桔平は早速、例の投稿のコメント欄にメッセージを残した。
ももば
ももば
ももば
ももば
ももば
ももば
ももば
ももば
ももば
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