准司
漏れる息と響く水音
准司
名前を呼ぶ声は少し苦しそうで でもどこか艶めかしい
准司
どんどん激しくなる水音
准司
ガタッと大きな音がトイレに響く
准司
快楽に溺れかけたその時
トイレのドアが開かれた
准司
イきそびれた勃ちっぱなしのソレは ヒクヒク痙攣し達するのを今か今かと待ち構えている
ゆっくり近付く足音に気を取られ 自分の右手が緩く動き、自分のソレを扱いていることに自覚が無かった
准司
小声であれ漏れた声は ゆっくり近付く足音を止めた
声が止まると足音が進む
准司
漏れる息は小さくしてるつもりでも 足音の主にはしっかり聞こえている
准司
2度目の限界が来た
准司
立派に大きくなってるソレの先端から 汁が溢れに溢れて ソレも扱く手もぐっしょり濡れている
准司
腰がカクカク揺れる
右手が激しく上下に動く
吐息が漏れる
扉に手を付き凭れる
もうどうなったっていい 今はとにかく射精したい
その気持ちでいっぱいだった
准司
声にならない声を上げ 達しそうになったその時
個室のドアが虚しくも開かれた
准司
我慢できずに放たれた 白くどろりと濁った精液が
ドアを開いた主に掛かる
准司
べちゃりと着いた精液を指で掬い取り ぺろりと舐める
武政
准司
カァッと顔が赤くなるのが分かる
自分がいま オカズにしていた人物が 目の前に
武政
そんなことなさそうだね?
准司
心配されていた だけど それを裏切ってしまった
いや、勝手に心配したのは そちらではないか?
否
それどころではない
准司
武政
准司
武政
准司
武政
准司
達した後の体は力入らず
武政とのやり取りなんて 立っていられる訳もなく
ぺたり ふらふら座りこむ
准司
座り込む際 出しっぱなしのソレが 冷たい床に当たる
准司
熱を帯びたソレに 冷たい床は刺激的だった
情けない声を漏らし
ぴくんッ
小さく震えた
准司
イきたりない
もっとイきたい
准司
座りこんだ姿勢のまま 治まることを知らないソレを 床に擦り付け始めた
そして其の姿
この男が 当然のように黙っている訳もなく
武政
軽々しく抱き起こし 立ち上がる
後ろもぐずぐずな准司は 抱き上げられたことに驚き 後ろを守ろうとする
准司
それを知ってか知らずか 武政は准司を抱えたまま
人差し指を
首裏から 背中に 腰でくるくる円を描くように
最後はお尻の割れ目をゆっくりなぞる
准司
ガクンっ
大きく震え 体を仰け反らせ 2度目を射精した
准司
達したことにより 気持ちよくなった准司は こてん、と武政に凭れる
武政
触るだけでイくとは 思ってなかった様で
まだまだ足りない武政は 少し悪びれつつも
だいぶ濡れている蕾に 指先を当てる
鍵をしっかりかけたことを確認し
引っ掻くように 撫でる
准司
縋る様な体勢で 武政にしがみ付き イヤイヤ、と首を振る
武政
准司
武政
准司
武政
准司
武政
准司
武政
准司
准司の早くという要望に応え 指先を 押し付けるように撫でる
准司
武政
元々濡れていた蕾は 武政の刺激によって更に濡れ
零れた汁は 准司の足を伝い床に落ち 武政の手を伝い床に落ち
ぽたりぽたり 床を濡らす
武政
准司
准司は応えられる余裕も無く 武政に必死にしがみつき 快楽から逃れようとしている
武政
准司
優しくしてた武政も既に限界
服の上からでも分かる はち切れそうな 大きく膨れたソレを 速やかに解放し
ずりゅっ
割れ目に滑らせる様に 擦り付けた
准司
どくん
准司
どくん
准司
無意識に腰をくねらせ 擦り付ける
武政
准司
武政
准司
武政
ある程度擦り付けて 我慢できなくなったあたりで 一気に突っ込む
准司
武政
准司
がくん、 快楽に溺れ 逃げれず ただ沈む
武政
准司
武政
准司
武政
にんまり微笑み 腰をつかんで がつがつ突く
……
この後は ナイショ ……って、九条さんが言えって…