デートの次の日、 先生と話すことになった。
その日、私はヒロから 手紙を貰っていた。 そのことが先生にバレてしまい、 先生は手紙のことも話した。
先生
今日手紙貰ったって聞いたんだけど、
先生
手紙、なんて書いてあった?
リネ
高校生になったら付き合おうねって…
リネ
高校生になったら迎えに行くねって…
先生は驚いていた。
先生
今後、どうしたい?
リネ
もう、関わりたくない…
昨日の夜、 朝になるまで考えた。
考え抜いた結果が これだった。
自分がいなければ、 自分が生まれなければ、 こんなトラブルにはならなかっただろうから。 今回の責任も前回の責任も、 全て自分にあると思った。
だから自分は、 関わらないことを選んだ。 これ以上、私のせいで ヒロを巻き込んでしまうのは 嫌だったから。
その夜、 「 私の道は間違ってないよね…? 」 そう、何度も思った。
次の日、 先生と再び話をした。
先生はヒロに全てを話したようだった。
けれど、ヒロはまた嘘をついた。
先生
文化祭の日に貴方が謝って、
先生
土日に遊びに行かないかって誘われたって言ってたよ
リネ
え…
リネ
違います…!
リネ
謝ったのは本当だけど…
リネ
誘ってはいません!
先生
なるほどね、
先生
そこのところが話が食い違ってたから
先生
それで、もう1回聞くんだけど
先生
今後どうしたい?
リネ
もう関わりたくない…
先生
わかった、ありがとう
そして、話は終えた。
なぜヒロが嘘をついたのか、 自分には理解できなかった。
けれど、 これで話せなくなるならば それで良かった。
これで ヒロに迷惑かけることは なくなるだろうから。
私は、これで良かった。
※この先続くかどうかは わかりませんが、 今の状況はこれで終わっています。 もしかしたら終わりかもしれません。