テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

一覧ページ

奴隷である俺達の新しい飼い主は

第4話 - 買物

2023年11月21日

#BL

#創作

#オリキャラ

#奴隷

遥輝

日下

………ん

日下

……あれ？

日下

……ここ………どこ？俺……………確か…ソファで…

工藤

……ん………あ…？

日下

あ……工藤

工藤

あれ………？俺ら………確か…ソファで寝て……たはず…

日下

だ……よね……

工藤

……？この……人

遥輝

………すぅ………すぅ……

日下

……？ね……てる……？

ガチャ

工藤

？

麻華

あ、2人とも起きたのね

麻華

…って、遥輝どんなとこで寝てんのよ

零

あはは……2人をベットに運んだから寝る場所無かったんだね

麻華

全く、今日は皆来るのに

零

とりあえず起こそうか

零

ほら、遥輝ー？早く起きなよー？

遥輝

んー……あと5分(寝言)

零

ダメだこりゃ

麻華

諦めんの早いな

日下

起き……て……(揺する)

遥輝

…ん……んあ…？

零

あ、起きた

遥輝

んあ…あれ？どうしたの？

麻華

どうしたのじゃないわよ。もう朝よ

遥輝

え？あ、ほんとだ。ごめんごめん。ご飯作るよ

工藤

あ……はい…

遥輝

はい、どうぞ

日下

いただき…ます

工藤

いただき…ます

遥輝

はい、召し上がれ

日下

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

工藤

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

日下

！美味……しい

工藤

ほんと……だ……美味……しい

麻華

やっぱ遥輝の料理は美味しいからね

遥輝

そう言ってくれると嬉しいなぁ

零

喜ぶのも良いけど、皆来る時間じゃない？

遥輝

ほんとだ！？

ピーンポーン

日下

(ﾋﾞｸｯ)

工藤

(ﾋﾞｸｯ)

遥輝

あーお父さんと思ってるのかな？まぁ大丈夫だよ

遥輝

行ってくるね

零

行ってらー

遥輝

はーい

ガチャ

？？

やっほ、来たわよ

遥輝

早くないかな？って思ったけどね時間的に

〇

まぁそれは全員が思ってること

遥輝

それもそうか、じゃあ行こうか

遥輝

あ、扉と鍵閉めといてね

〇

分かってるよ

ガチャン

遥輝

皆来たよ

日下

………(零の後ろに隠れてる)

工藤

………(麻華の後ろに隠れてる)

遥輝

……何してんの？

麻華

さっきからずっとこの調子でね……

零

ほら、2人とも、遥輝帰ってきたから、大丈夫だから

？？

すんごい警戒心ね

遥輝

とりあえず……ご飯食べきっちゃおうか？

日下

……！(頷く)

工藤

………！(頷く)

日下

美味し……かった

工藤

(頷く)

遥輝

お粗末様。美味しかったなら良かったよ。

遥輝

んじゃ、自己紹介させようか

零

そだね

？？

んじゃ自己紹介するわね

千波

辻野千波(つじのちなみ)よろしくね

麻華

あんた影の時と姿形違うけど？(千波の耳元でボソッと)

千波

いいの。それは零もそうでしょ？(麻華の耳元でボソッ)

麻華

それもそうね

工藤

……？

麻華

なんでもないわ

〇

んじゃ次僕だね

星

夜明星(よあけほし)。よろしくね

？？？

次は僕だね

イツキ

遠藤イツキ(えんどういつき)よろしく

日下

………？(星とイツキを交互に見てる)

零

あぁ、似てるよね

零

星がイツキに変装して昔国民を騙したからね。少人数にしかバレない程には似てるよ

星

義理の家族と海の向こうの王子様にはバレたけどね

千波

あれなんで海の向こうの王子にバレたのか

イツキ

海の向こうの王子に関しては僕が主な原因だと思うけどね

星

そうなの？

イツキ

多分ね。弟みたいに可愛がられてたから

工藤

そう……なんだ…

━━

昔話はそのくらいにして、次は私ね

麗美

狂華麗美(くるはなれみ)よ。よろしく

？？

なんか最後になったわ

良翔

髙野良翔(たかのりょうと)よろしくな

日下

あ……よろしく……お願い……します…

工藤

よろしく……です……

イツキ

そんなに緊張しなくても…

麻華

言葉に関しては昨日覚えたてなのよ

千波

あ、なるほど？

遥輝

そ、んで今日は2人の衣類を……

遥輝

……

日下

……？

工藤

えと……どうし……ました……？

遥輝

…千波、イツキ

千波

どうしたの？

イツキ

何？

遥輝

……もうすぐここに何か来る。潰せ

千波

わかったわの

イツキ

はーい

羽音

イツキ

……虫？

星

虫にしては羽音大きいけど

ミ=ゴ

(飛んでる)

イツキ

なんだお前か

千波

てことは彼も？

零

どうだろう。とりあえず潰したら？

千波

それもそうね

イツキ

それもそうだね

パァン(発砲音)

千波

あら？

イツキ

なんだろ？

軍人(モブ)

う、動くな……！

イツキ

うわまたこりゃ大人数

千波

面倒くさ

日下

うわっ！？

工藤

おわっ！？

千波

え？

イツキ

あっ！

千波

………あ～……後ろからか～予想してなかったなぁ

軍人(モブ)

よ、良し、ターゲットは捕まえた。ずらかるぞ！

千波

逃がすわけないよね

イツキ

遥輝、そっち任せたよ

遥輝

はいはい。捕まっちゃったのは僕のせいでもあるからね。わかったよ

千波

イツキ

ん？

千波

全力の解放を私から許可する

イツキ

軍人(モブ)

な、何をしようと私達は逃げ切れば勝ちだ！急ぐぞ

イツキ

千波も言ってたけど逃がす訳ないよね？

軍人(モブ)

んな！？

イツキ

数的不利とか関係ないからね。それとそれと

イツキ

お前は処刑だ

軍人(モブ)

しょ、処刑なんていつの時代の…

イツキ

遥輝、そっちは？

遥輝

助けたよ。見せないようにはしてるから

イツキ

さぁ、お前は死ぬ時間だ

軍人(モブ)

何言って……はぁ！？

イツキ

精神汚染のトラウマ

イツキ

トラウマを現実とし、人を殺める技

イツキ

そのまま死ね

遥輝

うわぁ……派手に殺ったなぁ…(日下と工藤を目隠ししてる)

麻華

本当そうね(工藤の両耳塞いでる)

零

千波結局全部任せてるまぁ出る幕も無かったからね(日下の両耳塞いでる)

イツキ

ふぅ、終わった

千波

私の出る幕無かったわね

遥輝

とりあえず、行こうか

麻華

そうね

日下

(目をキラキラさせてる)

工藤

(目をキラキラさせてる)

麻華

とりあえず服見に行きましょうか

良翔

そうだな

千波

麻華服のセンスあるからね～

千波

零もだけど

麗美

いうて皆そうじゃないかしら？

千波

それもそうね

良翔

んで、決まりそうか？

工藤

え……っと………

麻華

まだ迷ってるみたいね

麗美

まぁ無理もないでしょ

遥輝

どう？決まりそう？

日下

えっ………と

遥輝

焦らなくていいよ。好きな服選びな

零

困ったらなんでも聞いてね

イツキ

あはは、凄い迷ってる

星

そりゃ確か奴隷としてこき使われてたんでしょ？ならこういうとこで服買ったことないだろうからね

零

……遥輝

遥輝

ん？

零

昨日と今日の襲撃、どう見る？

遥輝

……んー……大方、父上が関与してるだろうね。ベレアを呼んでんだから

零

………それもそうだね

日下

(遥輝の服の裾を引っ張る)

遥輝

ん？どうしたの？

日下

これ……

遥輝

それにする？

日下

うん…(頷く)

日下

一緒…だから……これがいい

遥輝

え？あ、ほんとだ僕と同じ

日下

………ダメ？

遥輝

ダメなんて言わないよ。他にも服必要でしょ？選びに行くよ

日下

うん！(頷く)

イツキ

……なんかあれだね

星

イツキも思った？

零

あ、2人も？

零

やっぱあの二人

兄弟みたいだよね

イツキ

やっぱそう思うよね二人も

星

見ててすごく思った

零

仮に日下君が恋したとしても付き合うのちょっと難しそうだけどね。遥輝相手に恋したなら

星

それはそう

麻華

おーい

イツキ

あ、来た

麻華

あれ？遥輝と日下は？

零

あっちで別服選び中

麻華

そうなのね

星

そっちは決まったの？

千波

えぇ、決まったわ

イツキ

んじゃ、2人を待ちますか

遥輝

ごめん今戻ったよ

麻華

おかえり。他の皆席取りに行ったよ

遥輝

2人で待っててくれたの？ありがとう

工藤

……別……に

麻華

(工藤から待っとくって言ってた事は黙っときましょうか)

麻華

それじゃ行きましょ

日下

うん(頷く)

店員

いらっしゃいませー

遥輝

あ、先に連れの人が来てると思うんですが

店員

えっと……お連れ様のお名前は…？

麻華

辻野千波です

店員

承知いたしました。しかし当店奴隷の持ち込みは禁止でして

日下

……

工藤

……

店員

お客様のような高貴な方達なら奴隷もいると思うのですが、いらっしゃいますか？

遥輝

奴隷はいません。

店員

承知いたしました

店員

それでは席にご案内させていただきます

千波

あ、来た来た

遥輝

ごめん遅れちゃった

零

大丈夫だよ。僕らもさっき店入ったから

麻華

混んでたのね

イツキ

そうだね。結構混んでた

千波

じゃ揃ったしご飯頼も！

愛菜

ねぇ見て、あそこの二人

紬

凄いわね。あの子達の奴隷かしら？

愛菜

欲しいわね

紬

えぇ、そうね

日下

………

工藤

………

遥輝

(こりゃしばらく二人だけとか1人だけには出来ないな)

麻華

何頼む？

千波

私ドリンクバー

星

それ全員頼むでしょ

千波

それもそうね

遥輝

2人は、何食べたい？

日下

あっ……えっと……

日下

……これ……えっと………食べて……みたい

遥輝

あ、これ？いいよー

工藤

あ……じゃあ……俺……これ…

麻華

これね。わかったわ

千波

私これにしようかな

イツキ

僕はこれにするね

星

んじゃ僕もそれ

零

僕は千波と一緒で

麗美

私はこれ

良翔

俺これにするけど…麗美食いきれんのか？

麗美

余裕

千波

まぁ麗美だしね

麻華

私はこれにするけど、遥輝どうする？

遥輝

僕は…これかな

麻華

OK、店員さん呼ぶわね

麻華

店員さーん

店員

はーい。ご注文お決まりでしょうか

麻華

えっと

麻華

チーズインハンバーグ定食1つと、オムライス定食1つ。焼き魚定食2つと、ステーキ定食2つ。トンカツ定食メガ盛り1つと…メガ盛り…？まぁいいか

麻華

スパゲッティ定食1つ。ミンチカツ定食1つとラーメン定食1つ。パーティ用唐揚げ2つとパーティ用フライドポテトを2つ、パーティ用海老天2つ、パーティ用寿司セットが4つ、ドリンクバー10個でお願いします

店員

……え？あ、はい。繰り返しますね

店員

チーズインハンバーグ定食がお1つ、オムライス定食がお1つ。焼き魚定食がお2つ、ステーキ定食もお2つ。トンカツ定食メガ盛りがお1つと、スパゲッティ定食がお1つ。ミンチカツ定食お1つとラーメン定食お1つ。パーティ用唐揚げがお2つで、パーティ用フライドポテトもお2つ、パーティ用海老天もお2つ、パーティ用寿司セットが4つ、ドリンクバー10個でよろしいですか？

麻華

はい。お願いします

店員

か、かしこまりました…

遥輝

バカ頼むじゃん僕ら

麻華

いいんじゃない？

零

店員さんも困ってたけどね

日下

……ダメ……だったの…かな……？

遥輝

全然そんな事ないよ。いっぱい頼んだから、いっぱい食べて成長できるよね。って事

日下

！うん！成長…頑張る…！

遥輝

うん。頑張れ

零

それじゃ、皆で飲み物取りに行こうか！

日下

……うん！

工藤

……行こ！

店員

お、お待たせしました。

店員

日下

……来た！

遥輝

凄い喜びようだね

麗美

そうね

千波

それじゃあ、せーの

いただきまーす！

日下

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

工藤

(ﾊﾟｸﾊﾟｸ)

良翔

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

麗美

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

イツキ

(ﾊﾟｸﾊﾟｸ)

星

(ﾊﾟｸﾊﾟｸ)

千波

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

麻華

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

零

(ﾊﾟｸﾊﾟｸ)

遥輝

(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)

日下

美味しい…！

遥輝

美味しいね

工藤

ん……美味しい……！

麻華

そうね。本当美味しい

千波

久しぶりじゃない？こうやって皆で外でご飯食べるの

麻華

それは確かにそうね

日下

(遥輝の服の袖引っ張る)

遥輝

ん？どうしたの？

日下

えっと……冷めちゃう……

遥輝

あ、それもそうだね

ご馳走様でした！

麻華

んじゃ、帰りましょうか

千波

そうね

店員

お会計18059円になります

イツキ

やっぱ高いな

イツキ

まぁいいや。はいどうぞ

店員

はい。ちょうどお預かりしました。ありがとうございました

日下

楽し……かった…！

工藤

うん…！

麻華

言葉も少しづつ話せてきてる。明日辺りにはスラスラ話せると思うわ

イツキ

出掛けて体験して覚えさせるのも案外いいね

星

そうだね

日下

えっと……遥……輝

遥輝

……ん？僕？

日下

うん……そう……

遥輝

どうしたの？

日下

えっ………と……

日下

遥……輝………のこと……えっと………好……き……

遥輝

…そっか

遥輝

今は無理だから、日下がもっと成長して大人になった時に、変わってなかったら……ね

日下

！約……束……！

遥輝

わかったよ。約束

遥輝

もう遅いから寝な

日下

(ｺｸｯ)

零

いやお風呂入ってないから入っておいで

イツキ

3人で入ってきなよ

遥輝

ん、わかった

遥輝

行こ、2人とも

日下

(ｺｸｯ)

工藤

(ｺｸｯ)

麻華

すっごく仲良くなったわね

イツキ

仲良くなった以上だと思うけどね

千波

日下君告ってたものね

零

遥輝が告白を素直に受け取らなかったのは、理解してないのと…もうひとつ

良翔

あぁ、いつか別れるのを、分かってる。

麗美

あの二人もいつか、この家を去る

星

奴隷制度なんて巫山戯た制度が無くなったら、この家を去る他ない。彼らの居場所は……ここじゃないと、遥輝も分かってるから

千波

…全く、運命はどこまで残酷なのかしら

遥輝

露天風呂早すぎたかな。ベレアの襲撃から入りたくなくなってる…まぁ、無理にはいらせる事はしないけど

日下

……？

遥輝

なんでもないよ。2人とも体洗ってあげる

日下

(ｺｸｯ)

工藤

(ｺｸｯ)

日下

……ね……遥輝…

遥輝

ん？

日下

何……や事………あった？

遥輝

え？

日下

遥輝……顔…暗暗

遥輝

……大丈夫だよ。

日下

そう？

遥輝

そう

日下

なら…安心

遥輝

ほら、風呂上がったら寝るよ

日下

(ｺｸｯ)

工藤

(ｺｸｯ)

奴隷である俺達の新しい飼い主は

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

遥輝

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

奴隷である俺達の新しい飼い主は

第4話 - 買物

作者の他の作品すべて見る

#BLの新着小説
一覧

関連するタグ

奴隷である俺達の新しい飼い主は

第4話 - 買物

作者の他の作品すべて見る

#BLの新着小説一覧

関連するタグ

#BLの新着小説
一覧