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ラムネ 低浮上
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キュウレン ノ カスカ - 朽戀の幽 -
- 注意事項 - cp _ 赤黄 死 ネタ 𓏸 少 グロ系 𓏸
2 _ 雨の日だけは違う君
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俺が目覚めてから1週間が経った
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椅子に座り 、 ベッドの柵に顎を乗せるなっちゃん
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そのなっちゃんの言葉に期待が高まる
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嬉しいそうだな と 笑いながら俺の頭を撫でようとする
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しかし 、 俺には触れず頭の上で手の動きが止まっていた
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なっちゃんとは 、 友達並みに打ち解けた気がする
幽霊だと告げられた次の日
確かに看護師さんたちはなっちゃんの存在を把握していなかった
確信として 、 部屋にある鏡にはなっちゃんの姿だけ写っていなかった
… なんで俺はなっちゃんが見えるんやろ
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じ - っとなっちゃんの方を見ていると恥ずかしそうに顔を手で覆いながら俺に問いかける
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そう言うなっちゃんの目はとても寂しげだった
寒いっ 、
掛け布団を深く被り 、 ベッドの中で震える
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掛け布団の外から心配そうに俺の名前を呼ぶなっちゃん
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自虐なのか 、 ただの知識を話しただけのか
分からないけど 、 反応に困ってしまった
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そういうと 、 なっちゃんは黙ってしまった
… .ᐣ
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何かあったんじゃないか と思い 、 勢いよく掛け布団を取り起き上がる
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ベッドのフレームを掴みしゃがんで顔を隠しているなっちゃんだけが居た
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心配になって名前を呼ぶと 、 椅子に置いてあるクッションが顔にクリティカルヒットした
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なっちゃん っ
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そう言われ 、 渋々ベッドに寝っ転がる
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そう言い 、 目を瞑るといつの間にか深い眠りに落ちていった
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梅雨に入ってから 、 ずっと体調が悪くなる
原因は不明
ただお医者さんが言うには季節の変わり目 や 気圧の影響ではないか
と言われた
なんだろ … 前まではこんなことなかったのに …
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そう言いお医者さんが去っていくと 、 カ - テンに隠れていたなっちゃんがひょこっと出てきた
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心配そうにこちらを見てくるなっちゃんが可愛く思えてくる
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ずっとお医者さんと話している間 、 カ - テンの隙間から俺たちを覗いていた
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ベッドに横になり目を瞑る
雨が窓に当たっている音だけが聞こえる
何故かその音を聞いていると胸が締め付けられるような気がする
… 苦しい 、
なにが理由なのかそんなのは分からない
ただ 、 この原因が気圧と移植後の後遺症のせいだと思い込んだ
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何故か無性に外を見てみたかった
そのため 、 なっちゃんの名前を呼ぶ
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ベンチに座り 、ただ空を眺める
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いつもは俺の背後にいるなっちゃん
けど 、 雨の日は俺の前に居る
なんだか、なにかから俺を庇っているように感じた
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さっきからずっと俺の前に立って傘を差し出してくれている
そのためなっちゃんはずぶ濡れだ
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そういい笑うなっちゃん
けど 、 そんな苦しそうに笑う笑顔は初めてみた
なっちゃん …
雨を見ているだけなのに 、 なっちゃんの様子はおかしかった
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無意識だったのか
俺がそういうと唖然としていた
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息が荒くなり 、 なにかに対して怖がっているなっちゃん
俺が何度も呼んでも聞こえていなかった
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大声で名前を呼ぶと、はっ とした後俺の名前を静かに呼んだ
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その時に降っていた雨音は心臓に深く残った気がした
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今日は久しぶりの休日で 、 ふたりがお見舞いに来てくれた
しかも、 それだけじゃなく両親も今お医者さんと話しているらしい
いい話だといいなっ
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久しぶりに遊園地という単語を聞いて子供のように目を輝かせる
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するといつもみたいにすちくんが俺の頭を優しく撫でて揶揄う
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自分いちばんやん 、この人
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早く治るといいなっ
すると、いいタイミングで両親が部屋に来た
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この窮屈な部屋から抜け出せる
そんな喜びと 、なっちゃんはどうなるのか
その不安が俺の心情をぐちゃぐちゃにする
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そういうと前みたいにまた静かになってしまった
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今日起きたことを寝るまでの時間になっちゃんに話す
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そう寂しげに話すと 、なっちゃんは驚いた顔で俺を見る
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突然の言葉に声が出ない
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し、知らなかった …
いや知ってもいらない情報だし …
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その事実を知り 、 安心で涙が出る
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話せば話すほど涙が出る
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そこに確かな証拠も確信もないけど 、何故かなっちゃんの言うことに疑いなんてものはなかった