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廊下
黒江
コロスのに慣れてきちゃったかも…
黒江
あ、そういえばあの人は…
？？？
ここに居ますよ…
黒江
ん？
聞き覚えあるような声…
けど 誰かは思い出せなかった…
黒江
いつもの声じゃないですよ…
大丈夫ですか…？
大丈夫ですか…？
？？？
え……あ、
？？？
い、いつもの声じゃないだなんてー！
そんなに声が変わってましたかー？
そんなに声が変わってましたかー？
そういうとまるで別人になったように 声を変えた
黒江
聞き覚えあるような声でしたので…
？？？
そ、そうですかー！
今日のこの人は焦ったりしてる 何だかいつものあの人じゃないみたい
？？？
そ、そういえば何か用があるんじゃ？
黒江
あ、えっと
黒江
さっきのように相手が
2人の時もあるんですか？
2人の時もあるんですか？
？？？
そうですね…よ、よくコロセましたね！
黒江
…じゃ 次の部屋に行きますね！
？？？
……はい
寂しそうな声だった
でも私は気にしないで行った
黒江
えーとここが…
黒江
切島 友…
ガラガラとドアが開く
友
あ、黒江じゃん
黒江
あ…
この子は私を友達のフリをして 私を裏切った
黒江
…
友
ん？なーに？
友
…
友
そんなに睨まなくてもさーごめんてー
黒江
あなたは私を裏切って
いじめグループに入ったよね
いじめグループに入ったよね
友
うん それが？
黒江
私はそれが許せないの
友
それで勝ってみせますアピールねー
はいはい
はいはい
といって 早く終わらせたいのか 友は教卓のボタンを押す
？？？
コロシアイ スタート！
黒江
ちょ、ちょっと！
黒江
何勝手に押してるの…！？
友
え？それは関係ないでしょ？
黒江
っ…
友は何事もなかったかのように 机の中を探り始めた
私も凶器を探り始めると
黒江
これは…鍵？
友
え？
友
か、鍵？…貸してよ！
黒江
嫌…私が見つけたから
友
黒江も人に物を貸せないのかー
黒江
…
友
まぁいいや 奪い取るし
黒江
……
私はロープを見つけた
黒江
…？
黒江
…！
私は友に近付くと 首にロープを巻いた
友
がっ…！？
黒江
鍵は渡さないから…
友
…そう簡単には負けないよ！
シャキン とカッターがロープを切る
黒江
…！？
友
バーカ！
友がカッターを振り回すから 腕に怪我をしてしまった
友
どう？痛いでしょう？
黒江
っ…
友
もう死んじゃえー！
黒江
…あ
黒江
…いいよ 死んであげる
友
え？死ぬの？えー！
友
死んでくれるのかー！
友はカッターを振り回す 怪我をしながら私は避ける
黒江
…っ
友
うわぁっ！
私は友を押し倒してカッターを投げ捨てた
友
え、ちょっ…！
何してんの！？
何してんの！？
友
何奪ってんの！？
黒江
相手の凶器を奪わないって
ルールはないでしょう？
ルールはないでしょう？
友
っ…
今度こそ友の首をロープで巻いて 強く首を絞めた
友
あがッ…！？
黒江
あなたがしてきたこと
全部言ってあげる…
全部言ってあげる…
友
ゃ、やめれ…！
黒江
あなたと友達になれたのは嬉しかった
黒江
でもね
黒江
あなたは私を裏切ったの
友
ゅ…る……して
だんだんと友の顔色が変わってきた
黒江
私は悲しかった 苦しかった
なのに私をいじめ続けていた
なのに私をいじめ続けていた
友
ぁ…あぁぁ…
友の声がもうかすれていて 口から泡を出していた
黒江
…あの世で反省しなさい
友
……
もう友は死んでいた 友の死んでいた目から涙が出ていた
ガラガラ とドアが閉まる
廊下
黒江
鍵見つけたし
黒江
帰るかー
？？？
あのー黒江さん！
黒江
ん？
さっきまで寂しげだったり 焦ってたりしてたのに 何故 元気なんだろうと思った
黒江
(まぁいいか)
黒江
どうしたんですか？
？？？
最後のルールなんですが
？？？
最後の部屋 に来て欲しいんです
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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