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冴宮
お父様、私です
父
入っておいで
冴宮
失礼します
父
よく来てくれた
冴宮
話というのは何でしょう
冴宮
まぁ薄々気づいてはいる
父
落ち着いて聞きなさい
父
あと3ヶ月だそうだ
冴宮
嘘、、、でしょ、、
冴宮
頭がクラつく
冴宮
正気を取り戻せない
冴宮
嘘ですよね
父
嘘ではない
父
だが、一番しんどい、苦しいのは僕や冴宮じゃない
冴宮
はい、分かってます
父
良い子だ
父
では、戻っていいぞ
冴宮
はい、失礼しました
冴宮
はぁ、あと3ヶ月、、、
冴宮
やっぱり思うと悲しくなる
冴宮
泣きたくなる
冴宮
、、、
冴宮
このままで良いのかな
冴宮
あの人も何かする為に想ってるはず
冴宮
今、私に出来ること、、やらなきゃ
美月
うおー
美月
旅行だー
神奈
待ちに待った旅行ですね〜
優奈
あんたらはしゃぎ過ぎじゃない？
優愛
まぁ良いじゃない
冴宮
では、電車のりましょう
優愛
うっ
冴宮
お嬢様大丈夫ですか？
優愛
やっぱ、乗り物酔はしんどいわ
優愛
うっ
冴宮
はい、ビニール袋です
優奈
しんどそうね
優奈
あの二人は、、
神奈
zzz
美月
zzz
冴宮
寝てますね
優愛
きっと楽しみ過ぎて前日に寝れなかった人でしょ
冴宮
まぁ目的地着くまで寝させてあげましょう
優愛
そうね、、、うっ
冴宮
僕は咄嗟に汚い物を見ないように目を背ける
優奈
うわ、、これは、、
冴宮
優奈さん、汚い物には目を背けるのは大切です
優奈
そうね、、
優愛
うっ
優愛
死ぬう
冴宮
おっと
冴宮
背中さすりましょうか？
優奈
背中さすって良くなるものなの？
冴宮
知りません
優奈
知らんのかい
優愛
うっ
冴宮
まぁあと少しですし頑張りましょうお嬢様
優愛
うん、、、
美月
ついたー
冴宮
ようやく着きましたね
冴宮
電車で爆睡していたお二人さんは凄かったですよ
優奈
死んでるんじゃないかと思った
神奈
笑
冴宮
お嬢様は気分どうですか？
優愛
まぁ良くはなった
冴宮
対ありですお疲れ様でした御臨終
優愛
殺すな勝手に
神奈
私、飲み物買ってきますね〜
神奈
皆さんのも買ってきます
冴宮
や、私が行きますよ
神奈
冴宮さんは優愛さんのことを見守ってください
神奈
んじゃ、行ってきまーす
優奈
私もついてこうかな
神奈
はぁ
神奈
どうしたら冴宮さんと仲良くなれるのかな
優奈
何乙女チックなこと言ってるのよ
優奈
可愛いところあるじゃん
神奈
え？あ優奈さん
優奈
何々聞かせてよ
神奈
や独り言ですので
優奈
話したら楽になるよ
神奈
まぁそうですね
神奈
少し昔話でもしましょうか
神奈
私が幼かった頃の話です
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