まや
...あずささん!
あずさ
...あっ
あずさ
まやさんですか?
まや
はい!そうです
あずさ
可愛いですね!
まや
え、ありがとうございます//
まや
あずささんも可愛いですよ!
あずさ
いやいや、そんなことないですよ
まや
そんなことありますよ 笑
あずさ
ふふっ、ありがとうございます 笑
まや
さ、じゃあ行きましょう
まや
私がよく行っている地下があるんです
まや
ここの階段を降りたところです
あずさ
このあたり、人通りがすごく少ないんですね
まや
はい、自殺する場所を確保するために、たくさん探してたんですよ
あずさ
そうなんですか
まや
もう下に自殺するための道具はあります
まや
行きましょう!
あずさ
はい
あずさ
わぁ...すごいですね
あずさ
薬やらカッターやらたくさん...
あずさ
...でも
まや
どうしたんですか?
あずさ
今日まやさんは亡くなっちゃうのに、どうしてこんなに自殺道具を揃えたんですか?
あずさ
こんなに必要なんですか?
まや
...............
あずさ
まやさん?
まや
...それは
まやさんはそう言うと、背後からカッターナイフを出して、私の手をスっと切った
あずさ
いった...!
私が傷口を抑えると、まやさんは私の首元にナイフを突きつけた
傷口は深くてズキズキ痛いし、血はボタボタ垂れてくる
あずさ
ひっ...
まや
...まただ
あずさ
...なっ、なんのことですか...!
まや
いつもそう...
まや
私がこうして自殺願望者を殺そうとすると、怯えた目でこっちを見てくる...
あずさ
...!?
まや
なんでよ...今から死ぬって言ってここまで来たのに、なんで今更怖がるの...
まや
私は本気で死にたい...
まや
でも、一人は嫌なの...
まや
一緒に、誰かと死にたい
まや
...でもね
まや
日々来る自殺願望者はみんななんだかんだ生きたいのよ
まや
あなただってそう
まや
今あなたは死にたくないから、死ぬのが怖いから震えているのよ
まや
私は心から死にたい人を探してるのに...こんな人じゃ駄目ね
まや
残念、あずささんには死んでもらいます
あずさ
い、いや...死にたくない...
まや
人は本当に死ぬと思った時...生きたいと思うんですよ
まや
ワガママですよね...
あずさ
きゃぁぁぁぁぁぁっっ!!!
やよい
まやさんも自殺願望者なんですか?
やよい
実は私もなんです
まや
ほんとですか
まや
じゃあよかったら今度会って、一緒に死にませんか?
やよい
いいですね、そうしましょう
まや
じゃあ、今度の日曜日、○×公園で待っていてください