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わたしの名前は芽衣。わたしは高校を卒業するまで親はわたしにとてもひどい態度を取られ、親は姉にばかり甘かったその頃の話をします
紗南
芽衣帰ったらご飯作っといてママとパパの分も
芽衣
わたし今友達と勉強会してるんだけど
紗南
そんなの帰ればいいじゃない
芽衣
そんなわけにはいかないよ
紗南
は？とにかく早くして
紗南
あんた頭悪いから勉強会なんかしても意味ないし
芽衣
そんなことないわたしもわたしで頑張ってる！
紗南
うるさい早く帰れ
芽衣
わかったよ
紗南
おいこのご飯何？
芽衣
作ったよ？
紗南
くそまっっずっず
芽衣
わたし料理苦手なの！
紗南
そんなん勉強しろや
芽衣
うん
紗南
ほんと邪魔な妹
家に帰ると・・
母
紗南はほんとにいい子ね〜
紗南
そんなことないよー
母
あんな妹と違って
紗南
ほんとにそうだわ笑笑
母
結婚してもここにいていいからね
紗南
うん！
影で見ていた芽衣
芽衣
もう私大学行かずに高校卒業したら家を出て行こう
芽衣
もう耐えられない
芽衣
ご飯もろくにもらってないのに
芽衣
おねえちゃんばっかり
次の日
芽衣
ねぇママ
母
は？何？
芽衣
私大学行かないから
母
勝手にすれば
母
でも大学行かない人なんてうちの家系にいる必要ないから
母
まだ居たいなら毎月家に18万入れろ
母
ねぇ父さん
父
お前見てぇなやついらねえよ
母
早く部屋に戻れ
芽衣
はい
高校卒業後私は家を出て行きましたでももう仕事先は大手のアニメ作製事務所に知り合いがいたのでそこで働かせてもらうことにしました
部長
芽衣さん
芽衣
はい！
部長
新しいアニメの製作をしてみないか？
芽衣
なんで私が！
部長
いや仮の芽衣さんが作ったアニメを見て、才能を感じたんだよ
部長
ぜひ作ってくれ
芽衣
はい！ありがとうございます！
1年が経った
部長
芽衣さん！映画大ヒットじゃないか！映画ランキング10週連続一位だぞ！
芽衣
やったー！ありがとうございます！
この時、姉と親の存在は、ほとんど覚えていなかった
紗南
芽衣！
芽衣
なに
紗南
映画おめでとう！
芽衣
今更何？
紗南
冷たいなー
芽衣
もういいかしら？
紗南
ちょっと待って！
芽衣
なに
紗南
結構儲かってるんだよね
芽衣
正直結構もう次の映画も製作始めてるし
紗南
じゃあ少しくらいわたし達に分けてくれてもいいんじゃない？
芽衣
なんで！
紗南
だって今まで育ててくれた母親父親に感謝してないの？
芽衣
してるわけないでしょ
紗南
はあ困った妹
芽衣
わたしが長い間お世話になったのは、わたしの友達のお母さんだからわたしがお母さん達にいじめられてる時、ご飯を食べさせてもらったりしてたの
芽衣
だから感謝するのは友達のお母さんの方
紗南
は？意味わかんない
紗南
イラストくらい送れよ
芽衣
いやだよ
紗南
送れよ！
芽衣
わかったよ
届いた後
紗南
届いた！ありがとね❤️
芽衣
はいはい、もういいでしょ
紗南
ご近所さんにもあげたから
芽衣
あ、そう別にいいよ
ほんとは姉や父母が今までしてきたことをお手紙に書いていたのだ。しかし、ご近所さんにあげたならそのことが広まり姉達は・・笑笑
紗南
ちょっとどういうこと！
芽衣
何が？
紗南
近所に冷たい目で見られるの！
芽衣
ふーん
紗南
ふーんじゃないの！どうしてくれるの！？
芽衣
知らないよそんなの
芽衣
もう気が済んだ？
紗南
は？
芽衣
もうあなた達とは二度と会いたくないから
芽衣
さようなら
そして今は二作目の映画も大ヒットしました！これからも頑張って行きたいと思います！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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