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堀越家は学校を挟んで家とは真逆だけど、そこまで遠くなく歩いていける距離
学校からだと10分くらいでつくから、毎日通っても全然苦にならない
堀越家の家の大きさにやっぱり圧倒されつつインターホンを押そうとしたとき
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いきなり話しかけられたのだ
あゆみ
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昨日の女の人は目じりを下げて頭を下げた
あゆみ
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あゆみ
??
あゆみ
あゆみ
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最期に2人して礼をしてきた道を戻る
まさか同じ学校だったなんて
身近なところにいたなんて思いもしなかったから
ということで次の日
あたしはお昼も食べずにC組に向かった
あゆみ
???
???
あゆみ
噂のって言うのが頭に残ったけどとりあえず、屋上に向かう
その前に屋上って入っていいのかな?
なんて、長いながい階段を上り立ち入り禁止の札を無視してあたしは屋上のドアを開けた
ガチャ
屋上のドアを開けてあたりを見渡すと
そこには色とりどりの髪色をした五人の男の子たちがいた
??
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ミルクティ色の髪の毛をサラサラと揺らしながら細く、背の高い男の子が目の前に現れた
見た目はかっこいいと思うけど、何んというかチャラいというか
その…軽そう
アメリカにはあんまりいないタイプかな
アメリカの男の人を知ってるわけじゃなっけど
??
??
??
正直男の人どころか人にそんな免疫がないあたしは戸惑いながら答える
あゆみ
あゆみ
??
???
茶髪メッシュ君がひょっこり顔を出す
何んというかなんでここにいるひとたちこんなに、顔面の偏差値高いの!?
お母さんとかなちゃんイケメン好きだからやばいことになりそう
あゆみ
???
???
ニコッと人懐っこい笑顔で笑う椋野君
目がくりくりしていて、人懐っこそうな人
ぱっと見は
この人のこの変な違和感は一体なんだろう
じゃなくて
あゆみ
あゆみ
雄太
集団の一番奥から低くもなく高くもない
だけど圧力のかかった声が返ってきた
黒混じりの銀髪…
キリっとした顔立ちに、座っていてもわかる長い脚
ひときわ目立つかっこいい人
前に春乃に見せてもらった写真の彼だ
大きな目を鋭くさせてあたしを睨む堀越君
あゆみ
あゆみ
そんな怖い顔の彼に対して多少ビビりながらも質問する
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だけど、反応したのは近くにいたチャラ男君だった
あゆみ
雄太
そういってあたしの隣をすり抜けて堀越雄太は去っていった
あゆみ
止めようとしたけど、また違う人に遮られてしまった
????
あゆみ
振り返ると金髪サラサラヘアの優しそうな人がたっていた
目を細くして優しそうな表情で
????
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でもその表情とは裏腹に冷たく言って、他の三人も一緒に出て行ってしまった
屋上に一人あたしだけが取り残された
あゆみ
あゆみ
あゆみ
あゆみ
と小さくつぶやいていたつもりが屋上の柵にたどり着くころには、あたしのイライラが爆発していた
あゆみ
あゆみ
あゆみ
あゆみ
あゆみ
ああ、すっきりしたあ
でもあの違和感だらけの笑顔はいったい何?
なんて思いつつ、授業が始まるまで屋上で一人彼らの事をかんがえていた
??
ガラっ
勢いよく教室のドアが開いた音に、先生が来たのかと思って顔をあげたら
そこには椋野凌汰とさっき屋上にいた、黒髪みメッシュが入った人が立っていた
凌汰
凌汰
そういいながら椋野凌汰はあたしの隣の席に座る
うわ…まじかあ
静かなひとがよかったのに、隣の人がまさかやんちゃ系の人だったなんて
しかもこの何考えているのか全然わからない
そういった意味では気持ち悪い雰囲気をしたこの男
ショックだ…
凌汰
凌汰
まただ、この違和感を覚える笑顔
あゆみ
反応に困りつつ、なんとか口を開くと
凌汰
とあどけない笑顔で聞いてきた
相変わらず、違和感たっぷりの笑顔で
あゆみ
この違和感たっぷりな顔を見たくなくて、あたしは窓の外を眺めた
凌汰
凌汰
あゆみ
あゆみ
凌汰
その瞬間あの違和感ある笑顔が崩れた
あゆみ
凌汰
あゆみ
その返答に少し困ったけどちゃんと答えることにした
凌汰
凌汰
あゆみ
あゆみ
あたしは彼にあたしの想いが伝わるように彼の顔を見て、真剣に言い切った